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ソレイジア・ファーマ(株)【4597】の掲示板 2024/03/07〜2024/03/21

SP-05が再開したのは良かったが、SP-02の導出はまた遅延。前者は Isofol の判断であり、後者がソレイジア経営陣の実績。株主総会は22日だが、厳しい結果になるのでは。議決権行使はどういう状況なのか。

有言不実現は、経営者にとってデメリットしかない。資金調達の際、SP-02については下記のような説明をしている (2/15)。

『当社は SP-02 中国権利導出について 2024 年度第 1 四半期中での契約締結を目指しているところ、SP-02 の最初の適応症である末梢性T細胞リンパ腫の臨床試験設計遂行等の開発活動は、権利導出先との契約内容次第となるものの、知見を有する当社が担当する可能性があります。これは、末梢性T細胞リンパ腫につき、当社が日本国内で開発完了承認取得を果たしたことから、当社は開発ノウハウを有しており、中国においても当該開発ノウハウを有する当社が効率的に開発することが可能であり、後述の「2.募集の目的及び理由(1)募集の目的」に記載のとおり早く当社の開発品を世界の患者さんに届けることができると考えるからです。この臨床試験設計遂行等に対して当該調達資金を充当いたします。』

導出時期が遅延し、契約条件が変わるのならば、上記の資金調達理由もよく分からなくなってくる。達成できる算段がないなら言うべきではない。経営者の言葉や計画能力が信じられなくなるだけ。本年第3四半期内という目標設定も懐疑的にならざるをえない。

そもそも、日本化薬で実施していたSP-02の適応拡大試験の結果はどうなったのか? 適応拡大の薬理データは3Qに間に合うのか? 適応拡大の情報が交渉の上乗せになるなら、3Q遅延の意味も変わってくる。知りたいのはむしろそういうところ。

いずれにせよ、SP-05が再開したのは良かった。HPの開発品情報をすぐに更新したのもエライ。SP-02の中国導出を達成していたら素直に賞賛していた。