ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

オンコリスバイオファーマ(株)【4588】の掲示板 2021/04/15〜2021/04/16

>>1450

・治療薬の研究は、日本の得意分野

日本の新型コロナ関連の研究は、世界に貢献できていないのか。さらに分析すると、国際的に重要な研究テーマに、日本の科学者も取り組んでいることがわかりました。「ウイルスを抑え込む"特効薬"」の研究です。

たとえばインフルエンザではタミフルなどの薬が開発されたことで、体内でのウイルスの増殖を抑え、早く治すことができるようになりました。新型コロナでも、そうした"特効薬"を生み出せれば、ワクチンだけに頼る必要がなくなります。パンデミックの脅威から脱する重要な鍵になると期待されているのです。

じつはこれまで日本は、治療薬の開発研究で、数々の世界的な成果をあげてきました。結核の優れた治療薬を発見した梅澤濱夫博士。1980年代には「死の病」として恐れられたエイズ(HIV感染症)の治療薬を、世界で初めて作り出した満屋裕明博士。その後も、画期的な薬の研究でノーベル賞受賞者を相次いで輩出。治療薬の研究は、まさに日本の得意分野なのです。

  • >>1451

    ・長年の研究の蓄積が「宝の山」

    新型コロナの治療薬に関する論文を調べると、日本から、欧米にひけをとらない「注目の論文」が出ていることがわかりました。2020年10月に発表された当初、この分野で、世界で最も多くダウンロードされた論文です。鹿児島大学の研究チームが発表したもので、「新型コロナに効く薬の候補を見つけた」という内容でした。

    研究チームを率いるのは、鹿児島大学ヒトレトロウイルス学共同研究センターの馬場昌範センター長。2020年3月から、「新型コロナウイルスの"特効薬"」の研究に取り組んでいます。目指しているのは、インフルエンザ治療薬「タミフル」のような、"のんで効く薬"です。

    実験では、薬になりそうな物質をひたすら容器の中の新型コロナウイルスに作用させて、ウイルスが減らせるかどうか調べます。論文で発表し、注目を集めたのは、こうした研究で見つけ出した有望な薬の候補物質だったのです。

    馬場さんたちが、欧米に負けない速さで成果を上げられているのは、長年の研究で蓄えられた約3000種類もの「薬の候補物質」があるためです。じつは南九州では、昔からウイルス性の白血病をはじめ、さまざまな感染症が問題になっていました。そこで馬場さんたちは、いろいろなウイルスに効く可能性がある化学物質を、他の専門家と共同でいくつも作りだし、蓄積してきました。その「宝の山」の中から、新型コロナに効く化学物質が次々と見つかっているというのです。

    オンコリスバイオファーマ(株)【4588】 ・長年の研究の蓄積が「宝の山」  新型コロナの治療薬に関する論文を調べると、日本から、欧米にひけをとらない「注目の論文」が出ていることがわかりました。2020年10月に発表された当初、この分野で、世界で最も多くダウンロードされた論文です。鹿児島大学の研究チームが発表したもので、「新型コロナに効く薬の候補を見つけた」という内容でした。  研究チームを率いるのは、鹿児島大学ヒトレトロウイルス学共同研究センターの馬場昌範センター長。2020年3月から、「新型コロナウイルスの"特効薬"」の研究に取り組んでいます。目指しているのは、インフルエンザ治療薬「タミフル」のような、"のんで効く薬"です。  実験では、薬になりそうな物質をひたすら容器の中の新型コロナウイルスに作用させて、ウイルスが減らせるかどうか調べます。論文で発表し、注目を集めたのは、こうした研究で見つけ出した有望な薬の候補物質だったのです。  馬場さんたちが、欧米に負けない速さで成果を上げられているのは、長年の研究で蓄えられた約3000種類もの「薬の候補物質」があるためです。じつは南九州では、昔からウイルス性の白血病をはじめ、さまざまな感染症が問題になっていました。そこで馬場さんたちは、いろいろなウイルスに効く可能性がある化学物質を、他の専門家と共同でいくつも作りだし、蓄積してきました。その「宝の山」の中から、新型コロナに効く化学物質が次々と見つかっているというのです。