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(株)リボミック【4591】の掲示板 2021/12/11〜2021/12/13

前の投稿で、中間ブラインドデータ「70%改善安定」の中身について「ラーメン試験被験者の除外基準から考えて007は相当有望」だと分析した
では「残り30%」の被験者は改善・安定が達成できない「悪化」ということになるが、その悪化した被験者は豆腐試験の「アイリーア単剤群」だと判断して本当にいいのか?を探る

ノバルティスの抗VEGF薬ベオビュとアイリーアの比較試験・第三相臨床試験「MERLIN試験」というのがあって、試験デザインが豆腐試験とよく似ており結果が参考になる
この試験はアイリーアなど抗VEGF療法を受けているにもかかわらず加齢黄斑変性(nAMD)が奏功しない患者に対し、投与頻度を4週に1回と多頻度で対応したらどうなるか?という試験
MERLIN試験の対象は、頻繁な抗VEGF療法にもかかわらず網膜液を有するnAMD患者
豆腐試験の対象は、過去8か月間に少なくとも4回の抗VEGF療法にもかかわらず網膜液を有するnAMD患者

本来アイリーアは8週に1回。ベオビュは8~12週に1回投与。それを4週に短縮した536人の試験
2021年5月、ノバルティスは2年予定のこの試験を1年終了時点で安全問題の理由で中止した(ベオビュにより問題があった)

また、この試験の主要評価項目は「ベースラインからの最高矯正視力の変化」で、
ベオビュはアイリーアに対し「非劣勢」だった。言い換えるとアイリーアはベオビュよりも若干良かったが、しかしその中身を見るとベオビュ群は1年で15文字以上悪化した人の割合が4.8%、アイリーア群の15文字以上悪化率は1.7%と両者安定どころか悪化も止められていない。注目すべきはベオビュ群が約5%も1年で15文字以上の悪化を出しているにもかかわらず、アイリーア群は「非劣勢」でしか差をつけられていないという点。これはアイリーア群も15文字以下かもしれないが15文字に近い悪化をした被験者を多数出していることを意味している。投与間隔を短くしたにも関わらず、アイリーアでも全く悪化を食い止められないのだ。更にこの試験報告では、改善や安定について一切触れられておらず統計的有意差ある改善安定被験者は出していないと解釈できる
臨床試験は最も厳格な有効性のデータ。豆腐試験で改善・安定ではない残り30%はアイリーア群であると判断する事について、MERLIN試験データは有力根拠だ

  • >>4

    elz***** さん・・・・・・・
    こんにちは・・・・・・・

    yyr*****さんが教えてくれた・・・・・・・

    h
    ttps://clinicaltrials.gov/ct2/results?cond=&term=RBM-007&cntry=&state=&city=&dist=
    から

    h
    ttps://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT04640272?term=RBM-007&draw=2&rank=1

    に辿り着けました・・・・・・

    湿性加齢性黄斑変性症(RAMEN)の被験者におけるRBM-007の追加硝子体内注射の有効性と安全性を評価する多施設非盲検拡張試験
    正式名称: 湿性加齢性黄斑変性症の被験者におけるRBM-007の追加硝子体内注射の有効性と安全性を評価する多施設非盲検TOFU拡張試験

    実際の 登録 : 22名の参加者
    包含基準:
    1. 倫理委員会(IRB)/倫理委員会(EC)が承認したインフォームドコンセントフォーム(ICF)に署名された書面によるインフォームドコンセントを提供し、地域のプライバシー規制に応じて承認を提供します。
    2. ICFに署名した日付の55歳以上の男性または女性であり、すべての治療および研究手順を順守する能力と意欲がある。
    3. 被験者は、以前の研究の予定されたすべての訪問を完了している必要があります。被験者は、前の研究を終了した後にのみこの研究に参加できます
    4. 硝子体内抗血管内皮増殖因子(抗VEGF)剤Eylea®および/またはRBM-007による以前のマスクされた治療群が視力の改善を示さなかった被験者。ベースラインを超えた出口訪問時のTOFU研究で15文字未満の最良矯正視力(BCVA)の改善を示した被験者。
    5. スペクトル領域光コヒーレンストモグラフィー(SD-OCT)によって評価された、研究眼における滲出性加齢性黄斑変性症(AMD)の診断。
    6. 中心窩に中枢性萎縮または網膜上皮の涙がないこと、または研究眼のVAの改善を妨げる状態。
    7. 仲間の目には24ETDRS文字(20/320)以上のBCVA。
    8. 適度に透明なメディアと研究眼の固定により、高品質のSD-OCTと眼底写真が可能になります。
    除外基準:
    • 1.以前の研究の出口訪問時にベースラインを超えて視力が15を超えるBCVA文字を改善した被験者2.以前の研究中に薬物関連の重篤な有害事象を経験した被験者

    当初ラーメン試験は40名計画だったが実際は22名・・・・・・
    22名?? 40名なはずだが??・・・・・・ 

    除外基準:
    • 1.以前の研究の出口訪問時にベースラインを超えて視力が15を超えるBCVA文字を改善した被験者

    でっ、15超えた方は除外され 22名になったと言う事ですね。?・・・・・・

    yyr*****さんが教えてくれなかったら、まだ もやもやしてるとこでした。・・・・・・

    ありがとうございます。・・・・・・・m(__)m

  • >>4

    elz***** さん 教えて下さい。
     私は、否定派ではありません。良い点を確認する為です。
     質問1
    :加齢黄斑変性の天ぷら試験。この用量が治験データによると0.2mgである点。・・・・豆腐の10分の1なのか?・・・・・・・豆腐試験で改善組が「メチャクチャ効いた」のだろう。
    とのことですが、これは、2021-11-18質疑応答で別のACH臨床1試験でアナフラキーショックが0.6mgで出た為、念の為抑えたのではないでしょうか?
     質問2
    :当初ラーメン試験は40名計画だったが実際は22名・・・トーフ試験で視力が15を超えるBCVA文字を改善した被験者が多く除外された為では?とのことですが、それならかなり有効で良い情報ですが、ブラインドデータとしても、全体で改善・安定70%より、更に良い情報(15を超えるBCVA文字を改善)が多数ありはなぜ報告しないのか?
    ーー以上 2点質問です。素人でスミマセン解説お願いしますーーー