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(株)リボミック【4591】の掲示板 2021/11/20〜2021/11/24

数字上の分析を一つ
米国で実施された豆腐試験はコロナの影響で20年春に2ヶ月弱中断し、コロナ影響で若干名脱落もあったが、結果的には81名登録予定が86名まで増えて登録完了している。一般に、治験登録が順調かどうかは現場の医師や被験患者さんのモチベーション(効果の無い治験薬は参加したくない)の影響を受けるので、駆け込み乗車のように計画を上回ったということは良好なのだろう。

しかし、豆腐被験患者が続けて参加するラーメン試験の登録者数が計画40名に対して8月末の登録完了で22名しかいない。これはどういうことか?
豆腐は順調だったが、一転ラーメンは不調だったのではない。
豆腐試験でモチベーションが上がった患者さんはラーメンも続けて参加したかったはずだ。患者さん達はこの治験が終われば再び抗VEGF療法を受けるのだし、それだったら「実感あった」007をラーメンで継続したとしても、病院に出向く手間としては同じでもある。
ではなぜ、22名しか集まらなかったのか?
ラーメン試験参加の要件として「豆腐試験でBCVAが15文字以上の回復をしなかった患者」とある。つまり、豆腐で回復し過ぎたらラーメンに参加できないのだ。
リボは当初15文字の回復は難しいと想定しラーメンを40名と計画した。しかし予想外のことが起きたのだろう。
私の計算上だが、中間データ8月末のカットオフ時点で50名の評価完了数を参考にし、この50名ちょいがラーメン参加資格があると想定。豆腐試験は全米8施設で実施しその内からラーメンは6施設に減る。その2施設分を差し引いたら実質40名ちょいがラーメン資格対象となると想定。つまりほとんど全員がラーメン継続すると計画していたのだろう。しかし約半分しか参加していない。じゃあ残りの半分はどこ行った?
つまり、残りの約半分が15文字以上の回復をしたために参加できなかったのだろう。

改善・安定70%の内訳は、改善それも15文字以上が40~50%もありえる。
単剤でも一部が改善してる可能性すら出てきた。

アイリーアの治療効果については参天製薬公表の治験データグラフを見てください。どのような治療成績グラフなのか。
豆腐試験参加者はAMD患者になって1~20年の人たちで直近過去8ヶ月に4回アイリーアを投与した人たち。つまり治療継続中の人たち

計算間違ってると思うほどの数字。どうなるか?