投稿一覧に戻る
霞ヶ関キャピタル(株)【3498】の掲示板 2024/08/28〜2024/08/30
-
>>1385
前期(24)4Qについても言及ありです。
4Q業績への寄与が大きそうなイベントとして、コアファンドの組成2件があった。1つは、第2号となるホテルのコアファンドで、4物件、総資産額約125億円を組み入れる。同社も若干のセイムボード出資を行う。なお、4ホテルのうち1件は未竣工(11月開業予定)で25/8期計上予定。残り3件のうち新ホテルブランドの「FAV LUX長崎」(客室数52室)は大浦天主堂やグラバー園といった長崎屈指の人気観光スポットの至近に所在し、地銀からフルローンで開発資金を調達できたことから(開発ファンドを使わず自社開発)、成功報酬ではなく売却益となり、利益寄与が大きいとみられる。もう1つのコアファンドは冷凍冷蔵倉庫2件(横浜市と京都市)を対象としたファンド。成功報酬を獲得したとみられる。エクイティ出資者はヒューリック(3003)やリース会社で同社もセイムボード出資を行った。同社は上場物流REITの組成を目指しており、ブリッジファンド的な位置づけとなる。
web***** 8月31日 00:47
TIW企業調査レポート 一部抜粋
純利益100億円達成のための
営業利益は中計目標の200億
円より少なくて済みそう
中計目標の25/8期の純利益100億円を達成するために必要な営業
利益は200億円より少なくて済みそう。その理由は、①同社は物
流施設の開発利益を大きくとるための新たなスキームとして
2021年10月に資金力が豊富な三菱HCキャピタル(8593)と合弁
会社を設立し(三菱HCキャピタルの出資比率34%)、共同開発
を目指したが、用地仕入れの意思決定に時間を要することや開
発ファンドのエクイティ投資家の投資意欲が強いことから、単
独での開発を優先しており、その結果、非支配株主に帰属する
純利益の流出が少なくなりそう、②ドバイの高級コンドミニア
ムの買取再販事業は順調に拡大しているが、ドバイの法人税率
は9%と低い、ことによる。以上を踏まえ表記のように25/8期業
績を予想した。
従来のビジネスに加え、新規事
業の寄与も加わり、26/8期も高
成長が続こう
26/8期は5ヵ年の中計最終期となるが、利益目標の1年前倒しの
修正発表の際に26/8期の新たな利益目標は未定として示されな
かった。ただし、投資家の同社の利益成長への期待は大きく、
純利益150億円程度を意識しているとみられる。これまで開発フ
ァンドへの土地売却益のウエイトが高かったが、パイプライン
が順調に積み上がり、順次、竣工物件が増え、開発ファンドか
らコアファンドへの売却に伴う成功報酬のウエイトが高まると
みられる。加えて、コアファンドのAUM拡大とともにストック収
益のAMフィーの積み上がりも見込まれ、既存事業だけでも純利
益150億円の達成は可能とみる。