ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)大和【8247】の掲示板 2015/04/08〜2015/07/15

2015年7月6日付け、日本銀行発表の『地域経済報告 ―さくらレポート― (2015年7月)』の続きです。   
   (詳細は、http://www.boj.or.jp/research/brp/rer/rer150706.htm/ をご覧下さい。)

『(2)最近の販売動向にみられる特徴点
 この間の販売動向における特徴としては、高品質・高付加価値の商品・サービスに対して需要が足もと着実に増加していることを挙げる声が多い。この背景としては、以下のような指摘が聞かれている。

イ.富裕層・シニア層における資産効果を背景とした堅調な支出意欲
•宝飾品、高級自動車など高額品に対する富裕層・高所得者層の購入意欲や、旅行、飲食など高付加価値サービスに対するシニア層の支出姿勢は、消費増税後には幾分弱まる面もみられたが、昨年後半以降の株価上昇に伴う資産効果もあって、このところ再び強まっているとの声が多い。

ロ.勤労者世帯の一部における消費の持ち直し
•勤労者世帯では、消費増税後に節約志向が少なからず強まったが、足もとは、所得改善効果の大きい層を中心に、非日常的なイベント・サービス(ハレ消費・コト消費)に加え、生鮮食品等の生活必需品でも、価格が高めであっても品質や付加価値を重視する姿勢が強まっているとの指摘が多く聞かれる。

ハ.旺盛な訪日外国人需要
•百貨店や家電量販店、宿泊を中心に、訪日外国人客の高単価商品・サービスに対する支出意欲は旺盛であり、売上全体を押し上げているとの声が多い

3.先行きの見通し
 消費関連企業の先行きの販売については、雇用・所得環境の改善を背景に、当面は売上の持ち直しが続くとする先が多く、全体としても現状の緩やかな改善基調が続くものとみられる。ただし、さらなる価格引き上げの動きが消費者マインドの悪化に繋がる可能性を懸念する声も一部に聞かれるだけに、今後の消費関連企業の販売動向や戦略に引き続き注視していく必要がある。」とありました。

文章が長くなりますので、分けて書きます。続きは次の番号の投稿です。