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(株)ニコン【7731】の掲示板 〜2015/04/28

>>21691

◎今期の営業利益は実態では殆ど伸びない計画で、上乗せ余地がありそう

要旨・投資のポイント

<引き続き「市場平均以上」を維持>
■ 映像では業界の優勝劣敗がより明確となる中、同社はポジションを一段と高めている。映像が中期的に安定して収益貢献する可能性が高いことに加え、精機もこれから収益回復フェーズに入る公算が高く、全体で2桁増益基調をキープできよう。今期は為替影響による収益押し上げ要因が大きいと予想される。通期業績には更なる上乗せ余地もあり、株価は市場平均を上回ると引き続きTIWでは見ている。

<カメラの在庫調整も計画通りに進捗>
■ 13/3期業績は、売上1兆104億円(前期比10%増)、営業利益510億円(同36%減)。精機は装置市場縮小の影響から大幅減収減益の一方、映像が前期のタイ洪水影響からの回復もあり増収増益を記録。下期には環境の一段と悪化したDSC(デジタルカメラ)市場で、積み上がっていた在庫も概ね
計画通りの回転月数まで削減できた。

<映像はより収益性重視の方針>
■ 今期営業利益は前期比340億円増益計画であるが、円安影響が+330億円見込まれ、実態では殆ど利益の伸びない計画。半導体露光装置は下期の需要回復とArF液浸最新装置の拡販を見込む他、液晶露光装置は市場回復で販売台数が伸びる見通し。また、映像は収益性重視の方針下、新製品による
高付加価値化や円安効果等で営業利益は55%増の940億円が計画されており、営業利益率が5期ぶり10%台に届きそうだ。

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  • >>22549

    ◆2013/07/12 日本経済新聞 朝刊 15ページ

    ニコンの2014年3月期の連結営業利益は850億円と前期比67%増える見通し。円安が追い風となる一方で、デジタルカメラの市場環境はコンパクト型を中心に厳しさを増す。いかにシェアを高め、収益を確保するのか、木村真琴社長に聞いた。

    ・高性能センサーの上位機種を増やし、一眼レフの世界シェアを40~45%に高めたい。

    ・株主配分も重視する。中期計画では配当性向25%が目安だが、利益水準をみながら配当性向引き上げを検討する。

    ・実質的な手元流動性は2100億円強になる。これぐらいあれば、新規の投資やM&A(合併・買収)など事業強化に向けて、いろいろ手を考えることができる。

    ・今期の想定為替レートは1ドル=95円、1ユーロ=125円、円相場の円安基調は崩れていない。円安で営業利益330億円の押し上げ効果を見込んでいる。

    ・海外市場も下期にかけて販売は回復していくだろう。半導体・液晶向けの露光装置事業も生産リードタイムの短縮やコスト削減に取り組む。

    ・自己資本比率は50%程度が妥当とみている。前期末は57%だが、海外資産の円換算が膨らんだ影響を除くとおおむね理想的な状態だ。稼いだ現金はカメラや露光装置の研究開発に優先的に振り向ける。

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