ここから本文です


中小型株 海外主導に
値動き変える 長期マネー
[有料会員限定] 何年も前にノルエー政府2.6%所有してるだろう

相場全体の膠着感が強まる中、東証2部や新興市場といった中小型株市場で海外投資家の存在感が高まっている。世界景気の減速懸念が高まる局面で、内需中心の安定成長が見込める中小型株が買われるのはいつものこと。ただ、足元では少々異なる面もある。成長期待の高い銘柄に年金などの中長期マネーが向かっているのだ。個人投資家の短期売買が中心だった中小型株に変化の兆しが表れている。
1日に注目を集めたのはバイオベンチャーのそーせいグループ。5月の連休明け以降、相場全体が軟調な中で、そーせい株は年初来高値を更新するなど上昇基調を強めていた。その理由が判明したのが午後1時ごろ。大量保有・変更報告書によると米タイヨウ・ファンド・マネッジメントが連休後に買い進め、14日までに保有比率を9.11%に引き上げていた。
中小型株市場の銘柄は海外を含む機関投資家が手掛けにくいとされてきた。個人投資家による取引の比率が高く、株価が乱高下しやすいためだ。しかし、3月以降、年金や投資信託の運用で著名な長期投資家による中小型株の保有が相次いで判明している