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シンバイオ製薬(株)【4582】の掲示板 2021/11/14

【新型製剤の液剤(RTD製剤)は利益率が高く、その浸透が進んでおり、現在は75%前後まで利益率が高まっている】
👆
楽しみですね!

(「バイオベンチャー株価週報」2021年11月12日より掲載)

同社の株価はバイオセクターの中でも特に業績に敏感だ。1月~6月の上半期業績が発表された8月上旬には、前年同期に比べて赤字が10分の1に圧縮され、6月単体では黒字化を達成するなどまずまずの業績だった。にも関わらず、会社の想定よりも売上高が3億~4億円ほど下振れしていたためにストップ安となり、2000円近辺だった株価が1000円近くまで一気に急落した経緯がある。

 今回も、第3四半期決算発表が近づくにつれてじり安となっていた。同社によると、ここのところ業績の状況を問う質問が山のように寄せられ、決算の内容を不安視する株主が相当数いたようだ。同社が回答を控えていたことから、見切りで売られた面もあるとみられ、そうした層の買い戻しがストップ高につながったと思われる。

 上半期の不調はエーザイが販売していたトレアキシンの市中在庫消費や、COVID-19による受診抑制などが要因となっていた。また利益率が30%と低いフリーズドライ(FD)製剤が供給されていた面もあった。新型製剤の液剤(RTD製剤)は利益率が高く、その浸透が進んでおり、現在は75%前後まで利益率が高まっている。営業活動は上半期のマイナス分を取り返すペースで推移しており、同社は期初に掲げた通期売上高91.5億円、営業利益13.6億円は据え置いていることから、見直しの買いも、まだまだありそうな株価水準だ。
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/040700054/111200057/