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カルナバイオサイエンス(株)【4572】の掲示板 2015/07/02〜2015/07/03

カルナのHPから抜粋

1・特に、創薬研究に必須であるキナーゼタンパク質は、世界で最も多種類の品揃えを誇り、それらを用いた化合物の網羅的なプロファイリングは、創薬研究に有用な情報を提供することができます。

2・コスト負担の大きい後期第2相試験(フェーズⅡb)以降の段階は基本的には手掛けず、それ以前のいずれかの段階で製薬企業へ導出するビジネスモデルのもと、創薬事業を行っております。

J&Jが世界最大の品ぞろえを使い、莫大な開発費を負担するかもしれません。

以下はJ&Jが手掛けたキナーゼ阻害剤の経緯

イブルティニブがとても有望なので、FDAは「ブレイクスルー・セラピー(画期的新薬)」と呼ばれる、優先的に審査する薬の指定を受けました。

但し、ブレイクスルー・セラピー指定を受けたからと言って、イブルティニブがFDAから承認されると決まったわけではありません。現在の下馬評では、2014年春頃が承認のタイミングなのではないか? と言われています。

同薬の売上予想としては2017年に13億ドル程度を見込んでいるアナリストが多いですが、一部には25億ドル、ないしは75億ドルという強気のアナリストも居ます。

なお同社はイブルティニブがB細胞性悪性疾患にも投与できるのではないか? という線で研究をしています。

なおイブルティニブの開発パートナーはジョンソン&ジョンソン(ティッカーシンボル:JNJ)のジャンセン・バイオテック部門です。ジャンセンはイブルティニブの商業化に向けて、ファーマサイクリックスがマイルストーンを超える毎にマイルストーン・ペイメントを支払います。現在のファーマサイクリックスの売上高の殆どは、マイルストーン・ペイメントから成っています。

イブルティニブが承認されたあかつきには、同薬の製造は50:50になるそうです。また海外でのイブルティニブの販売はジャンセンが担当する模様です。

この薬は上市されましたが、今年3月にファーマサイクリックス社は2兆5000億でTOBされました。

第二のファーマサイクリックスとしてJ&Jがカルナと組んだとしたら、J&Jの創薬パートナー

と捉えてもおかしくありません。

キナーゼ阻害剤の優位性を知ってるJ&Jだから選ばれたカルナだと妄想します。