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片岡一則 川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター長/東京大学未来ビジョン研究センター特任教授、宮田完二郎 東京大学大学院工学系研究科准教授、近藤豊 名古屋大学大学院医学系研究科教授らの研究グループは、失活しやすい核酸医薬を血流中で安定に保護し、膵臓がんや脳腫瘍などの難治がんへ送り届けるための技術「核酸医薬搭載ナノマシン」の開発に成功しました。


本技術である「核酸医薬搭載ナノマシン」は、生体バリアを突破して核酸医薬を膵臓がんや脳腫瘍へデリバリーすることを目指して開発されました。

このナノマシンは、形と長さが精密に調節されたポリマー1〜2 分子と核酸医薬1 分子から形成されるため、脂質ナノ粒子と比べてサイズが非常に小さい(抗体医薬と同等の約20 nm)という特徴があります(図2)。このダウンサイジングにより、本ナノマシンは膵臓がんの間質組織や脳腫瘍の血管壁を潜り抜けることが可能になります(図2)


膵臓がんや脳腫瘍の材料は期待度MAX