ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

NANO MRNA(株)【4571】の掲示板 2019/02/22〜2019/03/07

>>997

新規開発パイプライン(LAST UPDATE: 2018.09.05)

同社独自の先進基盤技術である抗体/薬物結合型ミセル「ADCM(Antibody/Drug-Conjugated Micelle)」を次世代型医薬品パイプラインとして開発を推進している。エーザイ株式会社(東証1部4523)より導入したがん抑制作用の強いE7974
とセンサーである抗体を結合したActive型ミセル化ナノ粒子を開発することにより、がん細胞へのターゲティング性能を高め、抗腫瘍作用をさらに高めることで治療域を拡大する新規医薬品の開発を進めている。また、国内の大手企業数社との共同研究等により、更なる提携を探索・推進しつつ、開発パイプラインの拡充を図っている。

低分子医薬品に加え、副作用が少ないとされているsiRNAなどの核酸や、タンパク質医薬品などの高分子医薬品に対するミセル化ナノ粒子技術の応用にも取り組んでいる。同社は、独自の核酸のデリバリー技術「NanoFect®」を確立し、さらに抗体を付加したActive型NanoFect®を用いることでターゲット機能を上げ、次世代型DDS医薬品の開発を進めている。2017年10月には、JCRファーマ株式会社と核酸等を対象とした脳内デリバリー創薬に関する共同研究契約を締結している。

  • >>1001

    事業開発の状況

    ▷ 2017年3月に、TPG Biologics, Inc.(台湾)と共同研究開発契約を締結し、2017年4月に出資した。共同研究においては、TPG Biologics社が所有する抗体などバイオ医薬品に関する研究基盤と同社のADCMを融合した新しい技術基盤の確立を目指す。

    ▷ 2017年4月、Tocagen Inc.(米国)へ出資した。Tocagen Inc社技術の将来における可能性に注目し、出資を決定した。

    ▷ 2017年11月にVascular Biogenics Ltd.との間で遺伝子治療薬「VB-111」の日本国における開発及び商業化に関するライ
    センス契約を締結した。

    ▷ 2018年1月、セオリアファーマ株式会社との間で、業務提携に向けた検討を開始することとした。セオリアファーマは、耳鼻咽喉科領域に特化したスペシャリティファーマとして、抗菌剤、抗アレルギー剤、めまい治療剤などを製造販売しており、既に医薬品の販売網を有していることや、耳鼻咽喉科領域に加え、その重点領域を頭頸部領域に拡大し新薬開発を行っていることなどから、それぞれの経営資源や両社の強みを相互補完できるものと判断し、検討を開始することとした。

    ▷ 2017年8月、米国での事業開発拠点として、マサチューセッツ州ボストン郊外に米国子会社NanoCarrier USのオフィスを開設した。これを契機に米国における医薬品の研究開発や事業開発の活動を推進していく。

    ▷ 2018年4月には、同社はノーリツ鋼機社およびジーンテクノサイエンス社との間で事業化ノウハウを組み合わせたバイオ事業の創出を目的とした業務提携契約を締結した。さらに、同社はノーリツ鋼機社が間接的に100%の持分を保有するノーリツ鋼機バイオホールディングス合同会社が所有する株式会社ジーンテクノサイエンスの普通株式500,000株を取得し資本参加するとともに、ノーリツ鋼機バイオホールディングス合同会社が同社の普通株式1,500,000株を取得する資本提携を行った。(https: //www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/b1apu6/)