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日経バイオテクによると、川崎市産業振興財団・ナノ医療イノベーションセンター(iCOMM)の片岡一則センター長らがNC-6300にスタウロスポリンを同時封入したものをマウスに投与したところ、悪性中皮腫の癌細胞および癌幹細胞を殺傷したことを確認したことから、ナノキャリアは東京大学TLO(東京・文京、山本貴史社長)と国内外の再実施権付独占的ライセンス契約を締結、ただし今回の技術はまだ初期の研究段階で、臨床入りのスケジュールなどは未定だそうです。