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(株)免疫生物研究所【4570】の掲示板 〜2015/04/28

研究用試薬の製造販売・受託を手がける、免疫生物研究所 <4570




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> (JQG)は、9月後半に株式分割の権利を落とし、現在、権利落後高値からほぼ1000円下げの1300円台に位置する。




 同社は、遺伝子組換えカイコの繭から生産した「ネオシルク(R)-ヒト・コラーゲン」を含有した化粧品を消費者へ直接販売ができる体制を構築するため、同社の完全子会社として「株式会社ネオシルク化粧品」を11月28日に設立。ヒト・コラーゲン含有化粧品『ネオシルク-MC25』を海外化粧品業界やドラッグストアを中心とする量販店、直接消費者へ販売することへの期待感が高まることから、中長期で注目したい。




 足元の業績、今14年3月期売上高は7億2000万円(前期比10.0%減)、営業損益は2億円の赤字(同800万円の黒字)、経常損益は2億0500万円の赤字(同8000万円の黒字)、最終損益は2億2500万円の赤字(同1億5300万円の黒字)を見込むが、17年3月期を最終年度とした新中期経営計画では成長戦略として、アルツハイマーなど体外診断用医薬品のほか、遺伝子組換えの繭によるカイコ事業、ヒト・コラーゲン化粧品原料を主力とした化粧品関連事業、検査事業の強化を図り、売上高34億円、営業利益5億円を目指しており、中長期的な視点で成長が期待される。




 株価は、9月30日につけた分割後の高値2370円から11月12日安値1300円まで調整。12月4日安値1329円と売り直されて下値を確認している。遺伝子組換えカイコ事業においては、繭より生産される有用タンパク質の特徴を積極的に宣伝しているため、医薬品関連企業等から、引き合いが増加。また、動物用医薬品関連企業との連携を検討していることなども注目される。上値抵抗線として意識される13週移動平均線突破が期待されることから、中長期狙いで押し目買い妙味が膨らもう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)