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ネクセラファーマ(株)【4565】の掲示板 2022/03/15〜2022/03/25

>>213

世界的科学誌CELLでそーせいが紹介された件ですが、HTL18318ではなHTL9936の方です。
そーせいの知識(Nov 24, 2021)には、
「権威ある学術誌「Cell」に、Sosei Heptaresがグラスゴー大学などと共同で行った画期的な研究が紹介されました。この研究では、脳内のムスカリンM1受容体を選択的に標的とする新しい分子(HTL9936)を設計し、実証するプロセスが初めて明らかになりました。前臨床試験およびヒトでの臨床試験を通じて、M1受容体を標的とした従来の試みによる副作用を最小限に抑えつつ、アルツハイマー病患の認知機能を改善する優れた新薬を創出できる可能性を示しています。
M1受容体は、アルツハイマー型認知症患者様の認知機能低下を改善するための重要なターゲットですが、現在の治療法ではその効果は限定的です。今回の結果は、構造ベース創薬(SBDD)をM1受容体に適用することで、認知症の症状を改善する優れた特性を持つ新規分子を創出し、前臨床開発を進めることができることを示しています。また、本研究は、様々な疾患に関連する他のGPCRを対象とする強力なアプローチも示唆しています。」と概要説明があり、また、
ニューロクライン社との提携後のブログ(Q&A)で、
「Q26:作動薬を疾患修飾薬としても開発していく予定でもあるのか?
A26:確かにM1作動薬が疾患修飾薬(進行を遅らせる薬:Disease-modifying drug)になりうる可能性は近年示唆されていますが、基本的にはより開発のステップが明確な症候改善薬(対症療法:Symptomatic drug)として開発していく予定です。」と今後の開発方針を説明しています。
「開発のステップが明確な」と説明しているように、症状改善薬するよりも症状改善薬で開発した方が治験の成功率も高いし、(アリセプトが売上として新薬開発に成功した実績を持って)上市したときに確実に売上の期待できるがゆえの開発方針だと思います。
ただ治験で思った以上に進行を遅らせる効果が認められれは、症状改善薬としての開発も視野に入ってくるのではないでしょうか。