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ネクセラファーマ(株)【4565】の掲示板 2017/02/16〜2017/02/17

>>1079

興味深い情報ありがとうございます。

統合失調症およびADの両方におけるキサノメリンの有望な認知および行動効果についての論文ですね。
有効性は期待されるが、その副作用のため容量が制限されるということのようです。

昨日、日本で公表されたヘプタレスの特許の中に、飽くまでマウスを使った動物実験の話ですが、抗精神
病剤様行動について、キサノメリンとの対照試験を行っています。
その結果、有意差をもって、今回のムスカリンアゴニストがd-アンフェタミン誘発性運動亢進を低減させ
ることが示されています(本当はグラフが添付できれば良いのですが)

つまり、少なくともマウスの統合失調症については、今回出願のムスカリンアゴニストの方がキサノメリン
よりも有効性が高い可能性が示されたということになりますね。

まぁ、マウス対象ではありますが、ヘプタレスのムスカリンアゴニストの有効性についての一つの安心材料
にはなるかと思いますね。


【0492】
実施例C
ラットにおけるd-アンフェタミン誘発性運動亢進に及ぼす新規試験化合物及びキサノメ
リンの作用
 本試験の目的は、ラットにおけるd-アンフェタミン誘発性運動亢進に及ぼす新規化合
物の作用を検査することである。統合失調症は、複合的な多機能疾患であり、単一の実験
手法によって完全に表すことはできない。抗精神病剤様行動を、d-アンフェタミンによ
り誘発される運動亢進(または自発運動の亢進)の阻害によりラットにおいて評価した。
この手法は、臨床的に適切であるドーパミン受容体アンタゴニストに感受性であり、それ
ゆえドーパミン作動性シグナル伝達に影響するムスカリンアゴニストと比較するのに適す
ると考えられる。d-アンフェタミン誘発性運動亢進を有意に低減させると事前に観察さ
れたある用量のキサノメリンを陽性対照として採用した。典型的に、統計学的解析には、
3元配置共分散分析またはロバスト回帰を必然的に含み、これは処置、日及びラックを因
子として、処置の前30分間の活性を共変数とし、その後に適切な多重比較試験を含んだ
。0.05未満のP値を統計学的に有意であるとみなし、それにしたがって全ての後続の
数字に記す。