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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2020/07/13

6月26日に2492円の年初来高値を付けた当日は、野村インターが8万2700株の空売りを行っているが、モルガンスタンレーMUFGが12万4687株の買戻し、そしてクレディスイスAGが12万1900株の買戻しをし、報告義務解消を行っている。当日は終値が2317円に落ち着いたものの、それでも前日比+77円っである。
この6月26日を境に、これまで全体的には買戻しが優勢であったが、野村インターやモルガン・スタンレーMUFGの国内証券関連の空売り機関が軸となって空売りを強めて来た。
その二つの証券の6月26日以降7月8日までの両機関の空売りの売買状況をみると

1.野村インター
   空売り=45万1000株
   買戻し= 5万4600株
2.モルガン・スタンレーMUFG
   空売り=94万1700株
   買戻し=ゼロ………となっています。
3.他の外資系空売り機関の売買状況を集約すると
   空売り=93万4400株
   買戻し=54万6400株………となっています。

こうしてみると、6月26日以降の空売り総数は232万7100株で、買戻し総数は60万1000株となっており、数量的にも空売りが行われ、それに伴い株価が下がったことがわかります。ただ、UBS AGを除けばかってのJPモルガンのように空売り残高数量が大きかった外資系空売り機関は買戻しを進めているので、野村インター、モルガン・スタンレーMUFGがあとどれほど頑張って空売りを継続的に強めるかは見ものです。買戻しのターニングポイントがどの時期になるか注意して見ておきたいと思います。