ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

アンジェス(株)【4563】の掲示板 2020/07/06

新型コロナ“感染拡大”への備え
ワクチン開発の現状と課題 2020/7/6 BS181 21:31~21:47

出席者 武見敬三 自民党 新型コロナ対策本部顧問 参議院議員
    松本哲哉 国債医療福祉大学医学部主任教授
         日本環境感染学会 副理事長
司会 反町 キャスター

(一部抜粋)
 武見敬三議員:
 あちらこちらから聞いて、新しい情報を入手するたびに、わー、これは難しいワクチンだなあ、開発だなあと思いますねえ。
ウィルスが抗体をつくって、免疫力を確保しようとするときに、なかなか永続性が確保しにくいタイセイをもっている、と。
 例えば、オックスフォード大学でもワクチンを開発するときに、コロナの病原体に関して
今の病原体を普通の風邪のアデノウイルスの中に改めて入れなおして、これによって永続性を確保しようと。まあ、相当苦労されているようですよ。
しかし、それでもですね、実際そのDNAワクチンと皆んな簡単にいうけれど、未だかってこのDNAワクチンでちゃんと体にも安全でしかも効果があるんだという完成されたワクチンは、まだ完成されてないんですよ。で、したがってこうした初めてのDNAワクチンがとにかく、急げ急げというような環境の中で、どこまで安全性を担保しながらしっかりと、効果があるものになっているかっていうのは、まだ全く見通しが私はないと思います。
 だから、あんまり安易に、すぐできるだなんていう風に思うことは、むしろ逆に慎んだ方がいいなと思いますよ。

反町キャスター:
これは、(武見さんともご一緒したことのある)阪大・森下先生のDNAワクチンですよねえ。今まで1回も人間に向けての成功例がない中で、ここまで進んでいるっていうのを、じゃあ、まだ、半ばとも思えないような状況にあるとみてよいのでしょうか。