ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

アンジェス(株)【4563】の掲示板 2019/05/17

 【ニューヨーク時事】16日午前のニューヨーク株式相場は、米小売り大手ウォルマートなどの企業決算を好感し、続伸している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比209.01ドル高の2万5857.03ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同67.63ポイント高の7889.78。
 ウォルマートが朝方に発表した2019年2~4月期(第1四半期)決算は、売上高が前年同期比1.0%増、純利益が80.0%増となった。特殊要因を除いた調整後の1株当たり利益は1.13ドルと、市場予想(リフィニティブ調べ)の1.02ドルを上回った。とりわけ、米国内の既存店舗売上高が3.4%増と予想を上回り好調だった。また、シスコシステムズが前日引け後に発表した2~4月期(第3四半期)決算は増収増益。シスコは5~7月期の業績見通しについて、売上高が前年同期比4.5~6.5%増、1株当たり利益が0.80~0.82ドルと、アナリスト予想を上回る水準に設定した。これら企業の堅調な決算内容をはやし、ダウは寄り付きから買いが先行、一時220ドル余り上昇した。
 さらに、米商務省が朝方発表した4月の住宅着工件数が前月比5.7%増の123万5000戸、先行指標である住宅着工許可件数が0.6%増の129万6000戸と、いずれも市場予想を上回ったことも支援材料となっている。
 個別銘柄では、ダウ平均の構成銘柄であるシスコが4.8%高と、全体の上げを先導。ウォルマートも4.0%上昇している。一方、トランプ米政権が前日、華為技術(ファーウェイ)など中国の通信機器会社を米国市場から閉め出す措置を発表したことを受け、部品供給で接点があるとみられる半導体関連企業が軒並み下落。ザイリンクスは6.0%安、クアルコムは4.0%安、マイクロン・テクノロジーは3.0%安でそれぞれ推移している。(了)

[時事通信社]