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栄研化学(株)【4549】の掲示板 2020/10/09〜2021/01/27

簡易抽出法による判定は注意して行う必要があります。LAMP法の反応終了に近い25分から30分に直線的に立ち上がるカーブの場合、陽性の場合と、偽陽性の場合があります。再確認にはQIAGENによるRNA抽出の後、感染研推奨のRT-PCRで行なったところ、反応時間30分を超えて立ち上がる場合は偽陽性が多いようです。京都大学のデータは偽陽性となった反応曲線を提示しておらず、ちょっと説得力に欠けます。京都大学の指摘の後、栄研は偽陽性が出にくいように改良を加えていますが、1%程度で、判定に困る反応曲線の立ち上がりは、やはり起こります。このような場合には、簡易法以外のRNA抽出と、LAMP法以外にも確認のできるPCRの方法で再確認が出来ないと、正確な結果を報告できないことになります。栄研のみで結果を出している施設に対して警鐘を鳴らしているということでしょう。