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(株)リミックスポイント【3825】の掲示板 2019/07/02〜2019/07/03

金価格も、ここ5年くらいのレンジの上限だった1350ドルを6月20日頃に上抜けて急上昇しました。1オンス=1350ドル前後から一気呵成に1400ドルまでスピード上昇しました。また、数日前はデジタルゴールドとして投資アセットの一部と認識され始めたBTCも急激な上昇を見せました。
このきっかけは言わずと知れた米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内利下げが確実視されたことが背景にあります。つまり利下げによる国債の魅力低下が金やBTC買いに繋がっているのです。

しかし6月27日早朝、それまで149万円台にタッチしたBTCも一時110万円台に急落しました。が再び反発しゴールドマンサックスが独自通貨発行を検討しているとの報道もあり、一時130万円台に値を戻しました。
その後米中首脳会談では予想通り米追加関税見送りや米朝首脳会談が実現したこともあり、これまでの避難資産的な買いが緩みBTC価格は下落しました。今はBTCの価格は115万円台となっています。
このようなBTC価格の急激な変動を振り返ってみると、125万円台を超えた辺りから買いが買いを呼ぶ展開となり、実需に支えられた価格上昇とは言えない様相となっていたと思います。
確かに、上がったものは下がるといえばそれまでの事ですが、この急騰と急落の繰り返しは、いまだBTCの時価総額が20兆8000億円ほどで、ファンドによる価格操作も可能で、まだまだ成長過程の初期段階にあるのです。
今後BTCの健全な発展のための世界基準が合意され、ビットコインETFの承認を経て機関投資家が多く参入して来れば、BTCの一段上の成長とともに社会的認知度も高まるものと思います。

また、今後のBTC価格を考える意味で、2020年5月21日はマイニング報酬が現在の12.5BTCから6.25BTCに半減する日である事を念頭に入れておく必要があります。マイニングしている人にしか影響ないと思いがちですが、投資家にとって価格に影響があるという事実を掴んでおく必要があります。
つまり、BTC市場は歴史的にみて、半減期の1年前と1年後には上昇を始めるのです。
マーケットは予測しているので、今回はそれが早く来るかもしれません。ビットコイン半減期はビットコインのマネタイズ(収益化)には重要なファンダメンタル要因と言えるのです。