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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2019/07/21〜2019/07/23

>>370

> 「同じ物質だから成功するわけない」って事くらい普通誰でも分かりそうだけどね。

> 仮にも会社の化学者達が出来ると思って治験して、当局は補助金まで渡してるのに、そんな誰でも分かるような事スルーし続けるなんてことあるのかな?


後で書こうと思ってたら投稿されていました。
まず私は、一部の狂信的なホルダーがもっているアイス―リュイはただのピレスパもどきではないという発想がどこからくるのかさっぱりわかりません。
その元となっている考えはすべて完全論破したつもりです。
そもそもアイス―リュイもピレスパのデータを承認にあたって使っているわけです。副作用としてあげているデータもピレスパの試験にのっとっています。

そのうえで、ジーエヌアイという企業はまず開発のオプションがないんです。
ジーエヌアイは自前であらたな医薬品を創出し臨床試験入りをさせたということがありません。
12年前に上場したときからF351とF647(アイス―リュイ)はあり、それ以外は臨床PLは導入品ですしすべて小粒です。
上場したころから放射線性肺炎への適応の試験はやっていましたし、今もまだ三相前パイロット試験などという謎の試験をしています。
開発のオプションがない昔上場した企業が採算性や成功の見込みが厳しくなっても導入したりしつつも上場時のメインのものにこだわっているという例は全く珍しい例ではないです。
アンジェスコラテジェン(17年前からやってますし採算が取れるとはとてもじゃないですが思えません)、メディネットの免疫療法(もうオプジーボで死にそうです)、メディシノバ(ケタス、タイペルカスト、そのほかすべて上場時からの品です)、ナノキャリア(基盤技術は臨床データを見る限り副作用の減弱だけではなく、主作用のはっきりした減弱がおこっているようにみえ厳しいようにみえます)。
ジーエヌアイはなぜ適応拡大をしたいかというと、以前から5年の保護期間がすぎるとアイス―リュイの独占性が失われるからと説明しています。他に薬がないし、F351は成功例もないので、とりあえずアイス―リュイであれこれやってみるしかないというのは不思議ではないです。私には。
とくにこの企業は失敗したことがないということを得意げにかたることがありますのでね(臨床指標で主要評価項目に有意差を出したことも一度もないはずですが)。