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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2015/12/26〜2016/01/06

信用買残の多さから需給が悪化して、現状あたかも売り圧力が強いような書き込みが見られますが、事実はまったく逆です。冷静に需給指標を読み解きましょう。

空売りの実態を正確に把握するためには貸付残高(有担保・無担保)を確認する必要があり、需給は「信用買残/貸付残高」の比率によって判断しなければなりません。

貸付残高に関しては下記サイトより確認が可能です。
ttp://www.jsda.or.jp/shiryo/toukei/kabu-taiw/

貸付残高:13,446,056株(有担保:13,124,056 / 無担保:322,000)

発行済株式における空売りの比率は11.8%となり、異常なまでに売り込まれているのが分かります。空売りは目下の下降エネルギーになるため、悪材料なく株価が低迷した主な原因はここにあると判断できます。

一方、信用買残はご存じの通り下記となります。

信用買残:7,330,000株

Yahooの信用残時系列を確認すれば分かりますが、ここ数年間の上昇局面では1,000万株を超えており、過去のデータと比較しても現在の信用買残は少ない水準にあると言えます。

そして肝心の信用倍率(信用買残/貸付残高)を確認すると驚きの0.54という数字になります。信用買いの戻り売り懸念に対して、およそ2倍の買い戻し期待が存在することになります。

この信用買残が減らないと株価が上昇しないという発言は詭弁であり、悪質な書き込みとあると同時に、印象操作による株価操縦に問われるリスクがあることを承知しておくべきです。

新興系のバイオは空売り比率がが高い傾向にありますが、マザーズ市場でもここまで売り込まれている銘柄は他にないと思います。試しに他の銘柄を調べてみてください。GNIに溜まりに溜まったマグマがどれほど大きいものなのか理解できるはずです。

債務超過懸念・不祥事が発覚した企業ならいざ知らず、GNIは死の谷も乗り越えた製薬会社であり、これから大変貌を遂げる正に過渡期にあります。豊富な材料は言うに及ばず、この異常な需給バランスの歪みも好材料です。過去、同様のケースで大相場となったケースは数多くあります。

明けない夜はありません。GNIの明るい未来を強く信じ、私はこれからも応援を続けます。