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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2017/09/26〜2017/09/28

GNIのそのだんまりは実はピーター・ティール流?

通常会社の進捗がありましたら、自慢したいはずですが、GNIはなぜここまで黙るかいろいろと考えているうちに、
以前読んだピーター・ティールの「ゼロ・トゥ・ワン」を思い出しました。

そして山崎元さんがブログでかなり納得解説を書いていました。
「ゼロ・トゥ・ワン」を投資の観点から読む:
htt://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/fund/yamazaki/0230.html

少しピックアップさせていただきますと
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ティールは、独占企業は自らが競争環境下にあるように振る舞い、競争下にある(普通の)企業は自らの独占性を強調する傾向があるという。これは、なるほどと思わせる傾向性だ。
独占は、一般に悪い事とされていて、かつて強かった頃のキリンビールやマイクロソフトは独占禁止法対策に大変苦労した。真の独占企業は、むしろ自らを弱く見せるように振る舞うものなのだ。
逆にIRで自社の独占的地位を強調するような会社は、眉にツバを付けて評価した方がいいということだ。
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これで思ったのですが、実はGNIが自分の競争優位を守り伸ばしたいから、あえて情報開示を避けているではないかと思いたどり着きました。

自分も製品を作る側ですが、うまくいく製品があるとすぐライバルが虫のように寄ってきて同じような製品を同じような手法で仕掛けてきます。製薬は特許、治験や審査などで守られているとはいえ、中国人のスピードが非常に速いし、資金力もあるから、狙われないためになるべく目立たないほうがいいとGNIが思っているでしょう。折角のブルーオーシャンを敢えて騒いでレッドオーシャンにしたくないですよね。

GNIがバフェットのいう堀を広げるのを静かに守ってあげたいと思います。