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サインポスト(株)【3996】の掲示板 2019/05/14〜2019/06/12

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gwajawb 強く買いたい 2019年5月16日 11:15

JR・阿久津氏 : まずは、実用化にコミットすることが大切。赤羽駅ではスーパーマーケット「紀ノ国屋」さんの商品を置きましたが、高額商品でも受け入れられることが分かりました。さらに、紀ノ国屋さんの担当者が品出しなど、積極的に関わってくれたのも大きな収穫でした。こうした熱意のある方々の輪を広げながら、実用化まで進んでいきたいです。

――今回、共創プロジェクトが軌道に乗った理由は、どこにあると思いますか。

サインポスト・波川氏 : 取り組み自体がワクワクしましたし、みんなのモチベーションが高かったことが理由の一つだと思います。あとは、課題に対してスピード感を持って動き、そのサイクルを上手く回しながら、失敗を恐れずどんどん進んでいけたのが良かったと感じていますね。

サインポスト・川端氏 : 自由にやらせてもらえて、非常にやりやすかった。裁量も大きく、誰かに相談したとしても前向きに話し合えましたことで、スピーディーにプロジェクトを推進できたと思います。

サインポスト・宮城氏 : 開発者は、ユーザーがシステムを使う場面を実際に見ることが少ないです。それが今回の場合は、直接見て、感想まで聞きながら開発できました。これは、今までにない面白さです。制約も少なく、ユーザーの声をリアルタイムで開発に反映できたので、このやりがいは大きな原動力になになりました。

JR・阿久津氏 : 実際に実証実験が進んでいくと、駅員の方にも多くの協力をしてもらえました。新しい取り組みが、自分の働く駅で起こっていることに誇りを持ってもらえたからだと感じます。赤羽駅の名前もメディアで取り上げられ、駅長も喜んでくれました。仕事を終えた駅員の方が、AI無人決済店舗へ買いにきてくれたのも印象的でしたね。


小売業の人手不足は、もはや深刻な社会課題だ。都市部のコンビニエンスストアなどでは、足りない人員を外国人労働者で補っている。しかし、そういった人員確保が難しい地方では、疲弊が加速するばかりだ。

こういった同じ課題感を共有する2社だからこそ、小さなユーザーの声も拾い上げて、一早く変化していく実証実験だったのではないか。社内外からも、大きな期待を寄せる無人決済店舗の実用化は、小売業が生き残るための大きな一手になり得るのか。JR東日本スタートアップとサインポストの共創に、これからも注目していきたい。