ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2019/09/14〜2019/09/19

国立がん研究センターは、AI、機械学習・深層学習（マシンラーニング・ディープラーニング）の医学分野での利用について国内ユニコーン企業であるプリファードネットワークスと長く提携していますが、そのひとつのプロジェクトが「個別化Ｔ細胞受容体遺伝子導入Ｔ細胞療法の臨床応用を目指した肝胆膵領域がんにおけるネオアンチゲン及びそれを認識するＴ細胞受容体のスクーリング（2017/12/10)」。ショーシャンクさんの2018/6/4の記事に詳しいです。他にブライトパスや小野薬品が参加してましたが、対象は「肝胆膵領域がん」でした。

国立がん研究センター　先端医療開発センターの現在の研究課題のひとつでネオアンチゲンに関連するものとして「がん根治的治療後の再発予防法としての個別化がんワクチン療法の開発」という研究課題がありますが、こちらの対象も「肝胆膵領域がん、肺がん」。ということでブライトパスが当該研究に関与している可能性は大きいと思います。外科手術で切除したがん組織の情報から患者さん個別のネオアンチゲンペプチド候補群を同定すると書いてあるから「アジュバント療法」での使用を目指しているのではないでしょうか。

当該研究ページまとめの言葉が↓。中面先生とPMDAのチャネルに期待したい。
「その中から患者のリンパ球が反応する投与すべき最適な複数のペプチドをスクリーニングする方法を開発して、個別化がんペプチドワクチン療法を具現化するとともに、その臨床試験を実施するために立ちはだかる規制の問題を早期からPMDAに相談してクリアすることを目指していきます。 」