ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2017/12/07〜2017/12/08

【材料でみる株価】ブライトパス・バイオは底放れて先高感、がん免疫治療薬の開発目指す創薬ベンチャー
2017年12月8日 11:00

日本インタビュ新聞社

 ブライトパス・バイオ<4594>(東マ)は、がん免疫療法の一つである「がんペプチドワクチン」の創製を目指す創薬ベンチャーである。11月には「多能性幹細胞を用いた免疫機能再建法」の特許成立を発表している。株価は底放れて先高感を強めている。

■がん免疫治療薬の開発目指す創薬ベンチャー
 がん免疫療法の一つである「がんペプチドワクチン」の創製を目指す創薬ベンチャーである。がん免疫療法の開発領域を拡げ、旧グリーンペプタイドが17年7月社名変更した。

 パイプラインは、テーラーメイド型ペプチドワクチンITK-1(富士フイルムへ導出)が前立腺がんを適応症として日本でフェーズ3、がんペプチドワクチンGRN-1201がメラノーマを適応症として米国でフェーズ1、非小細胞肺がんを適応症として米国でフェーズ2(免疫チェックポイント抗体併用)の段階である。

 また非小細胞肺がんを適応症とするネオアンチゲン(薬剤耐性獲得腫瘍特異的遺伝子変異)ワクチンのGRN-1301は基礎研究(地域未定)、EBウイルス由来リンパ腫を適応症とするiPS再生T細胞療法(rejT)T-iPSは日本で基礎研究の段階である。

 11月17日には、東京大学医科学研究所の研究成果から生まれた「多能性幹細胞を用いた免疫機能再建法」に関する特許が、米国に続き日本においても成立したと発表している。

 18年3月期は、新規パイプライン開発遂行などで研究開発費が増加するため、赤字拡大予想である。ITK-1の19年3月期以降の承認申請を目指している。

■株価は底放れて先高感
 11月22日に、第三者割当による行使価格修正条項付第12回新株予約権(行使許可条項付)および第13回新株予約権(行使条件付・行使許可条項付)の発行を発表した。当該発行による潜在株式数は第12回が448万株、第13回が112万株となる。

 週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜いた。底放れを確認して先高感を強めている。