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サンバイオ(株)【4592】の掲示板 2019/01/30

サンバイオ株が急落 夜間市場、治験結果に失望売り マザーズ指数先物、一時取引停止
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創薬ベンチャーのサンバイオの株価が29日夕方の私設取引で一時、同日の東証終値に比べて30%安と急落した。米国で大日本住友製薬と共同開発している慢性期脳梗塞向け再生細胞医薬品の臨床試験の速報結果で「主要評価項目を達成できなかった」と日中取引の終了後に発表。新薬開発を手掛かりに昨年末比で4割高となっていただけに、失望売りが膨らんだ。
サンバイオと大日本住友が共同開発するのは慢性期脳梗塞が対象の再生細胞医薬品「SB623」。再生細胞医薬品の事業計画を見直し、3月下旬に予定する2019年1月期決算の説明会までに「20年1月期以降の開発や事業計画について知らせる」という。大日本住友株も私設取引で一時19%安まで下げた。
売りはサンバイオの指数寄与度が大きい東証マザーズ指数先物にも波及した。マザーズ指数先物(3月物)は同日夕に一時、現物株のマザーズ指数の終値に比べて10%近く下落。日本取引所グループは午後4時37分から47分までの10分間、マザーズ指数先物の全限月の売買を一時中断する措置(サーキットブレーカー)を発動した。
サーキットブレーカーは相場が急伸したり急落したりした場合に、投資家に冷静な判断の機会を設けるために取引を一時中断する措置。マザーズ指数先物の取引への発動は18年2月の「VIXショック」時以来だった。