投稿一覧に戻る オンコリスバイオファーマ(株)【4588】の掲示板 2018/12/13〜2018/12/17 686 kab***** 強く買いたい 2018年12月15日 16:54 日刊工業新聞より がんに挑む創薬ベンチャー(3)オンコリスバイオファーマ ウイルス活用、手術不要に ―腫瘍溶解ウイルス「テロメライシン」を開発しています。どのような薬ですか。 「がん細胞にウイルスを注入して溶かす薬だ。現在食道がんを適応症とし、日米双方で治験を進めている。胃カメラのように機材を口や鼻から入れて注入できるため、手術の必要がない」 ―食道がんに着目した理由は。 「あばら骨を切る負担の大きいがんを、手術せずに治したいと考えた。治験は放射線と併用して行っている。ステージ3のがんが消える事例もあった」 ―免疫チェックポイント阻害剤と併用する治験も実施するそうですね。 「阻害剤はがん細胞を見つけて作用するが、がん細胞が溶けている方が、がんのみが持つ抗原を見つけやすいとわかった。またモノが食べられなくなる食道がんは免疫力が落ちやすい。溶かして免疫力が回復した状態で阻害剤を入れた方が効きやすいのではと考えた」 ―製品化までのスケジュールを教えてください。 「世界的にみても患者数の少ない食道がんのオーファンドラッグとして、2021年頃に承認申請を目指す。まずは放射線との併用で、その後免疫チェックポイント阻害剤との併用で承認を得たい」 ―がん以外に挑戦したい領域はありますか。 「重症感染症のウイルスワクチンを開発したい。米国の会社と共同で研究することも視野に入れている。培ったウイルスの知識と技術を幅広く役立てられればと考えている」 【企業紹介】04年の設立以降、がんと重症感染症に着目して治療薬を開発している。テロメライシンは、食道がんのほかメラノーマと肝細胞がんを適応症とした治験が進行中。ウイルス研究の知見を生かした新薬の創出を目指す。またがん検査薬「テロメスキャン」も開発中。臨床性能試験段階にある。将来への事業継続・拡大のために、新薬シーズの探索、導入も積極的に実施していくという。 そう思う51 そう思わない6 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
kab***** 強く買いたい 2018年12月15日 16:54
日刊工業新聞より
がんに挑む創薬ベンチャー(3)オンコリスバイオファーマ ウイルス活用、手術不要に
―腫瘍溶解ウイルス「テロメライシン」を開発しています。どのような薬ですか。
「がん細胞にウイルスを注入して溶かす薬だ。現在食道がんを適応症とし、日米双方で治験を進めている。胃カメラのように機材を口や鼻から入れて注入できるため、手術の必要がない」
―食道がんに着目した理由は。
「あばら骨を切る負担の大きいがんを、手術せずに治したいと考えた。治験は放射線と併用して行っている。ステージ3のがんが消える事例もあった」
―免疫チェックポイント阻害剤と併用する治験も実施するそうですね。
「阻害剤はがん細胞を見つけて作用するが、がん細胞が溶けている方が、がんのみが持つ抗原を見つけやすいとわかった。またモノが食べられなくなる食道がんは免疫力が落ちやすい。溶かして免疫力が回復した状態で阻害剤を入れた方が効きやすいのではと考えた」
―製品化までのスケジュールを教えてください。
「世界的にみても患者数の少ない食道がんのオーファンドラッグとして、2021年頃に承認申請を目指す。まずは放射線との併用で、その後免疫チェックポイント阻害剤との併用で承認を得たい」
―がん以外に挑戦したい領域はありますか。
「重症感染症のウイルスワクチンを開発したい。米国の会社と共同で研究することも視野に入れている。培ったウイルスの知識と技術を幅広く役立てられればと考えている」
【企業紹介】04年の設立以降、がんと重症感染症に着目して治療薬を開発している。テロメライシンは、食道がんのほかメラノーマと肝細胞がんを適応症とした治験が進行中。ウイルス研究の知見を生かした新薬の創出を目指す。またがん検査薬「テロメスキャン」も開発中。臨床性能試験段階にある。将来への事業継続・拡大のために、新薬シーズの探索、導入も積極的に実施していくという。