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(株)リボミック【4591】の掲示板 2021/12/04〜2021/12/06

世界のトップ科学ジャーナルの一つ「セル・ステムセル」に(セルの姉妹誌。幹細胞分野で世界トップ)
加齢黄斑変性の治療標的はfgf2であるという論文が今年掲載された。Ruchira Singh, PhD著
これは意味合いとして大きいし、たまたまリボミックの試験中と重なった。

この論文は、加齢黄斑変性の根本的メカニズムを人間モデルで再現した世界初のデータ。
全身を流れる血清中のMMPが網膜の局所で炎症を引き起こすことで、
「網膜色素上皮」が壊れ「脈絡毛細管板」が機能不全を起こして「病的血管新生」が生じ、加齢黄斑変性を発症する。それら発症メカニズムに深く関わるのがfgf2だと。
そして注目すべきは、内皮細胞が機能不全に陥ってなくても、血管新生や瘢痕は生じるとある。つまり、血管内皮細胞の増殖因子vegfはそんなに深く関係ないと言っている点。

抗VEGFは血管新生を抑制するのみだが、抗FGF2は根治に近づくものになるのかもしれない。