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(株)リボミック【4591】の掲示板 2021/06/16〜2021/07/12

TOFUの2相試験がユニークなのは、二重盲検試験TOFUから継続する追加試験RAMENがオープン試験なところ。
二重盲検のちオープン。
つまり、全く見えなかったものが、今見えてる!

TOFU試験は二重盲検だから、アイリーア単独に対して007単独・併用が優越かどうかは今も分かってない。
しかし、ラーメン試験へ進んだ患者の今の症状に至る治療成績の把握はできるだろう。
オープン試験とは、患者本人や医師やリボミックが、その患者に今どの薬を投与してるのか理解して行っていること。そしてラーメン試験を受けることで、TOFU試験においてその患者が007を単独か併用かで投与されていたことも、明るみになるということ。RAMEN試験中の今の網膜の状態やどれくらい視力回復したかが、判明しているということ。

TOFU試験は27 名 x 3 群の81名で構成された。アイリーア単独、007単独、併用。
そしてラーメンは、TOFU 試験を完了した約 40 名で構成。
この40名は、007単独27名と、併用群から半分の13名で構成のデザインと想定。

患者の立場になって考えたら、ちっとも効かない薬をいつまでも投与され続ける人体実験には、途中から協力しようと思わなくなりドロップアウトしたくなるだろう。実際、治験のドロップアウトは多い。
しかし、TOFUもラーメンも登録は順調という。

さらには
RAMEN試験の最初の被験者投与は20年11月11日にリリースがあった。
そして、RIBOMIC USAの新CEOベズワダ氏選任のリリースは21年2月22日。
2つの発表の時間差は100日以上。
XOMA 社の開発副社長を引き抜くには、ベズワダ氏の立場になって考えたら今のポストを捨ててリボミックに移るなら、その説得材料が必要。
RAMENに進んだ患者群を分析し、007の効果を確認し、ベズワダさんを招聘するに値するデータを持って、説得し口説いた。そうでなければ、ベズワダ氏がXOMA 社を辞める理由がないし、アリ氏に退任してもらう理由もないし、アリ氏をエグゼクティブで残しながら人件費増となる新社長招聘も実現できない。