東日本旅客鉄道(株)【9020】の掲示板 2019/01/13〜2019/09/10

　京急事故の教えることは多くある。まず、国家が、国民を大切にしないことの警告だ。国民が国家・企業経営中心の施策の犠牲になり、毎日の生活に四苦八苦している。トラック運転手は４時？　ごろの早朝から就労していたらしい。輸送会社も小規模で経営が大変だったのだろう。観光バスの事故も同様だ。無理な運転は就労労働者に責任はあるが事故予防の職場環境・社会の仕組みは出来ていたか？　京急事故の場合は、あんな細い駅近くの道をトラックが曲がって進入することが許されるのか？
　
　京急の経営は健全らしいが線路は市街地のど真ん中で道路が狭く駅前広場も十分ではないところが目立つ。人口密度のわりに都市改造が遅れて、全世紀をそのまま引き継いでいる。現状での事故防止は、もはや人間の力を越えてはいないか？　これは、京急沿線だけではない。ターミナルに近い鉄道沿線は、同様の地域が多い。

　対策は、まず踏切をなくし、軌道の高架化だろう。今回事故のケースでは予備信号機をふやすなどの対応が必要だったと思う。五輪開催は歓迎するが国民生活の向上には役たたずで先にやることが多い。どんちゃん騒ぎよりまずは静かで安心な生活の確保だ。防災対策だってそのひとつ。小沢さんではないが、「生活第一」をもう少し優先する必要があると思う。いまのままだと、大きな事故がなくなる期待が持てない。自分がいつ、事故に巻き込まれるか不安が大きくなる。かわいい我が子への暴力など母親ならだれだっていやだろう。日本社会の現況が良くでている。すでに警告が出されている。　

　きょうの株価は、ＮＫの勢いについていけなかった。後日どこかで調整があると予想する。