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相鉄ホールディングス(株)【9003】の掲示板 2018/01/20〜2020/08/07

長年の悲願達成も、相模鉄道「都内乗り入れ」が手放しで喜べないワケ
2019/12/2(月) 6:30配信アーバン ライフ メトロ

直通は大きなターニングポイント
 2019年11月30日(土)、神奈川県に路線網を有する相模鉄道(相鉄)が西谷~羽沢横浜国大駅間を開業させました。羽沢横浜国大駅からはJR線へと乗り入れるため、これによって相鉄の電車が東京を走ることになります。

 横浜駅をターミナルにする相鉄は大手私鉄のひとつに数えられますが、これまで東京に直通する電車はありませんでした。通勤・通学需要の高い東京への進出は相鉄の悲願でもあり、今後の成長戦略を考える上でも重要な施策です。

 これまで東京から相鉄沿線へと足を運ぶには、横浜駅や海老名駅、湘南台駅などから乗り換える手間がかかりました。今回の直通は相鉄にとって大きなターニングポイントになりますが、沿線住民や利用者にとっても大きな出来事といえます。

 一時期、鉄道業界では「シームレス化」がキーワードになっていました。そうした流れを受け、国内の鉄道は他社線との相互乗り入れが積極的に進められました。シームレスとは、「継ぎ目のない」という意味の言葉です。

 シームレス化の推進により、東京圏の鉄道はできるだけ乗り換えをせずにあちこちに移動できるようになりました。また、同じJR線でも各路線に乗り入れるようになっています。

 そうした直通運転の拡大により、利用者の利便性が高まったことは事実です。相鉄が東京への直通運転を開始したことにより、東京~神奈川間の移動がいっそうと便利になることは言うまでもありません。

 輸送障害が起きると、電車は運行を停止します。そのため、電車を待っている人が駅構内やホームに滞留することになり、危険な状態に陥ります。

 また、駅前のタクシー・バス乗り場にも人が溢れます。さらに、先を急ぐ乗客が他路線へと集中することにもなります。時間通りに電車が運転されていないことが利用者のイライラを募らせ、それが無用のトラブルを起こすことも珍しくありません。こうした二次的な影響も少なからずあります。


9003 - 相鉄ホールディングス、JR東日本や東急電鉄の沿線住民・乗客に迷惑掛けるのは勘弁だな。