(株)スリー・ディー・マトリックス【7777】の掲示板 2019/08/03〜2019/08/31
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>>276
解説ありがとうございます
健康な細胞に取り込まれず癌細胞だけに浸透できる、、
この部分読んでいてしびれました。期待絶大! -
>>276
信じていますとも。少し補足させていただきます。
DDSは薬物の治療効果を最大限に発揮させ、患者のQOLを高める医療技術として注目度の高い先進テクノロジーであり、2021年の市場規模は1,360億ドルに達するとの報告もあります。
岡山大学中性子医療研究センター(NTRC)は、がん治療法の一種BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)における効果的なホウ素薬剤(BSH)の開発に向け昨年11月2日3DMと共同研究契約を締結。開発を加速して一日も早く新薬剤を患者に届けるべきとの合意に至りました。
これは、NTRCが、3DMが提供する「自己組織化ペプチド」A6K塩酸塩水溶液とBSH水溶液を混合するという極めて簡便な方法を用いて、BSHを効率よくがん細胞に取り込ませることに成功し、既に特許出願を済ませ、今年7月登録に至っています。
NTRCは、「この分野は化学者、物理学者、生物学者、がん研究者、医療関係者が知恵を出し合って研究を進める分野であり、内外問わずBNCTに興味を持つ研究者を歓迎し、一緒に研究できたら幸せ」と発表していました。
先月パシフィコ横浜で開催された第35回日本DDS学会学術集会(メインテーマ:イノベーティブな医療をベッドサイドへ届けるDDS)において、「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)における膜透過性ペプチドを用いたホウ素薬剤の細胞内局在制御と細胞死誘導促進」とのテーマで大阪府立大学、武庫川女子大学、京都大学が共同講演をしています。もう拡がり始めているんですね。
加えて、すでに3DMは
・乳癌に対する治療薬TDM-812で国立がん研究センターと
・悪性胸膜中皮腫に作用する新規miRNA医薬で広島大学と
・骨肉腫の肺転移を抑制するマイクロRNA阻害薬で国立がん研究センター、東京大学、東京農工大学らと共同開発を進めています。
これらが具体的なビジネスとなって、3DMの業績に貢献するようなステージが到来する頃には、4桁はおろか5桁だって夢ではないと思っております。 -
>>276
ホウ素中性子捕捉療法の第2世代と第3世代の違い説明がありましたので…
最後の表に掲載
http://www.3d-matrix.co.jp/dl_file/2018/3DM_2018_11_02_IR_001.pdf#search=%27%E3%83%9B%E3%82%A6%E7%B4%A0%E4%B8%AD%E6%80%A7%E5%AD%90%E6%8D%95%E6%8D%89%E7%99%82%E6%B3%95+%E7%AC%AC3%E4%B8%96%E4%BB%A3%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E5%A4%A7%E5%AD%A6%27
gogo25 2019年8月11日 20:03
ttps://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press30/press-181102-2-1.pdf
上記の資料の3ページの表を見てみると、今日の日経新聞の記事にあるステラファーマと住友重機の「先駆け審査指定制度」(審査期間6カ月)を利用したBNCT療法のホウ素薬剤(SPM-011、2020年承認見込み)は第二世代とある。
岡山大学と3DMの、新規ホウ素製剤OKD-001は第三世代となっている。
で、その世代の違いは何かというと、おそらく細胞内取込の部分で、3DMのDDSを利用することによって、より癌細胞に特異的に取込まれることが進化した部分であろう。
BNCT療法の肝は、如何に健康な細胞には取込まれず、癌細胞にだけ取込まれるように出来るかというところだから、その部分が次世代のホウ素薬剤なのだろう。
BNCT療法の設備は、記事でも分かるように、小型化され、日本の至る所に作られて行くであろうから、BNCT療法の普及自体はもう疑う余地は無い。
で、そのより体に優しい次世代のホウ素薬剤に、長年言うだけ番長で赤字垂れ流しの、継続企業の前提に疑義の注記がされている、空売り機関に株価を低く抑えられているが、富士フィルムがいっちょ噛みしている、これから世界的に止血材や、世界初の後出血予防材や、世界初の癒着防止材を販売していく3DMが絡んでいると気付きだしたら、株価はどうなって行くか?
ステラファーマのSPM-011は来年承認見込みだ、という事は、3DMの分もそんなに先の話ではないだろう。
DDSについては、余り期待していなかったが、実は、もう一つの収益の柱になるぐらいの材料なのではないかと思うようになってきた。
信じるか、信じないかは、あなた次第です。