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マツダ(株)【7261】の掲示板 2019/10/16〜2019/10/25

マツダのR&D管理や商品戦略を担当する工藤秀俊執行役員は、10月24日に東京本社で報道関係者と懇談し、同社の環境対応や電動化方針について説明した。

マツダは同日開幕した東京モーターショー2019で、量産電気自動車(EV)の第1弾となる『MX-30』を初公開した。2020年後半から環境規制の厳しい欧州での販売を始め、その後グローバルに展開する方針だ。MX-30の公表されている性能は、フル充電時の航続距離が欧州のWLTPモードで200km、搭載するパナソニック製リチウムイオンバッテリーの容量は35.5kWh。

EVの航続距離としては決して長くはないが、工藤氏は欧州のEV先進国であるノルウェーや米国でのEVの利用状況などから、航続距離(=バッテリー容量)を決めたと指摘した。マツダの調査によると、EVの1日の走行距離はノルウェーで50km程度、米国では64km(40マイル)程度だという。また、EVの保有世帯ではノルウェーで70%程度が、米国では90%超がエンジン車も保有し、車両を使い分けている。