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シャープ(株)【6753】の掲示板 2019/02/12〜2019/02/19

最新のAIによる超高速売買と相場攪乱事例のレポート 出典週刊エコノミスト

米国株式市場を撹乱する存在の一つに、高性能コンピューターを駆使した「ハイ・フリクエンシー・トレーディング(高頻度取引)」で巨額マネーを動かす独立系の投資家集団がある。

 彼らは人工知能(AI)とチャートを武器に、商いの薄い時間帯などを利用して、短期で集中売買攻勢を仕掛ける。ニューヨーク時間で、特段の理由もなく株、円などの通貨、商品など幅広く「獲物」を追う。大金を持った個人がスーパーコンピューターを買い込み、100分の1秒以下の単位で注文を出している。彼らにファンダメンタルズの知識は不要だ。

 いったんAIが稼働すれば売買は自動的に行われ、例えばマーケットで全体に売りのサインが出ると、さらに売りの攻勢をかけることもある。そこは、“人間の知恵”で売買するトレーダーが不在の世界と化していた。

 このような一群の中には「プロップハウス」と呼ばれる集団もある。自己勘定・自己責任を意味する「Proprietary」と業者を意味する「House」を組み合わせた造語だ。
日々動かす額は1億~10億ドル(110億~1100億円)で、さらにレバレッジを掛ける。

 売買領域も従来は米国株と欧州株が大半だったが、今では日本株を含めたアジア株や新興国株も買い始めている。高頻度取引は必然的にボラティリティー(変動)を高める。しかも、AIは学習度を深めており、19年はこの傾向がさらに拡大するとみられる。

  • >>200

    digdogさん
    > 最新のAIによる超高速売買と相場攪乱事例のレポート 出典週刊エコノミスト
    >

    貴重な情報の紹介、要約も見事で参考になりました。どうもありがとうございます! これ、

    「米国編 個人投資家がAI駆使し巨額運用 高頻度取引で乱高下が加速=豊島逸夫」2018年12月25日

    weekly-economist.mainichi.jp/articles/20190108/se1/00m/020/057000c
    で全文読むことができました。

    私達は「空売り機関」、「ヘッジファンド」に加えて、こうした個人や組織も想定しなければいけない時代になってしまったんですね。

    投資銀行や証券会社と違い、彼らは規制が緩く報告義務がなく、しかも厄介なことに、「理由」もなく相場の動きだけで介入して儲けをさらっていく。

    ただ、シャープ株の場合は、一般の空売りが禁止というのが幸いして、(ハイパー空売りのように一部されていても残高を見れば小さいし適格機関なら報告義務があるのに報告がないことから)彼らがいま取引はできていないだろうとは思います。