明星電気(株)【6709】の掲示板 2018/12/19〜2019/12/05

今回の台風で「ダム緊急放流」という新たなリスクが顕在化した。それぞれのダムが満水予想になると、（河川下流がどうなろうが）放流するってやつだ。この放流警報装置をコツコツ受注して収益を積み上げられていることには感謝するが、中興の祖のように「明星電気が、今、何をできるかみんなで考えよう！」と社員に呼び掛ければ、この投稿をパクッて、QC提案箱に入れる社員もでてこよう。

ドロップゾンデが、現在は民間機をチャータされて投入されていることは承知している。ただ、今回の台風のように急速に発達したような場合、即応力を考えると自衛隊機にも国民の期待が向かうのは自然なこと。「強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえること」を入隊時に宣誓されている彼らは、台風中心の雲の絶壁のギリギリまで接近して、ドロップゾンデを撃ち込んでくれると思う。

その結果、台風の発達度合いや、進路予想が精緻化されれば、ダム管理者はなんの躊躇なく、事前放流を行ってダム水位を低め調節されるだろう。下流に大水害が発生して、事後的に救助活動される「専守防衛」ではなく、たとえ公海上でも台風に対して観測機器を撃ち込む「敵地攻撃」ってのは、まずは誰も政治的な異論をはさまない分野から進めていくべき。また、台風の正確な進路予想を東南アジア諸国に提供することは、我が国のソフトパワーの強化にも資するもの。

まずは、関連メーカと技術的な相談をされて、装備庁どのに概念設計書をお持ちされよ。「おもしろいアイデアがあれば、来るように言われてましたので」と。