(株)東芝【6502】の掲示板 2020/01/19〜2020/01/21
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>>943
➡東芝グループは
福島第一原子力発電所の「廃炉」と「汚染水対策」に取り組んでいる
「役目を終えた原子力発電所の廃止措置」
国内では、これから「運転を終了した原子力発電所の廃止措置」が求められます。
東芝グループは、これまでに設計、建設、保全の各分野で培ってきた技術を組み合わせて、合理的な廃止措置の計画立案および実施に貢献していきます。
「使用済燃料」の貯蔵
➡信頼性の高い、使用済燃料中間貯蔵用金属キャスク
使用済燃料は金属キャスク(容器)に収納して、数十年にわたり貯蔵されます。
長期間の保管にあたって、高い信頼性を有し、経済性に優れた金属キャスクの技術開発を進めています。
原子炉解体に向けた調査
➡調査・計画のためのサンプリングツール
廃止措置計画の立案には、
原子炉内の構造物や周辺の配管・機器の状態を知ることが重要です。
東芝は、従来から保全・メンテナンス作業の一環として交換しようとしている配管や機器の状態を調査するために、それぞれの配管・機器に適したサンプリングツールを製作してきました。このツールを、廃止措置計画の立案に流用できます。
➡作業員の被ばく低減のため、原子炉解体前の除染
解体前に除染を行う技術の開発により、作業員の被ばく低減に貢献しています。
原子炉圧力容器内の工事などのために、海外メーカーと共同でCORD(Chemical Oxidation Reduction Decontamination)法を国内で用いてきました。
その後、CORD法よりも廃棄物量が少ないT-OZON™法(オゾン法化学除染)を独自に開発し、実績を積み上げています。
最近は「浜岡原子力発電所1、2号機」の廃止措置工事において原子炉格納容器内配管の系統を除染しました。
これまでに200件以上の除染実績をあげています。
この豊富な実績に基づき、適切な除染技術を提案していきます。
原子炉機器解体
➡廃棄物の発生が少ない切断技術
原子炉機器の切断時に発生する廃棄物を少なくするための要素技術を開発しています。
解体を効率的に進める、放射線の測定
➡建屋構造物および廃棄物の放射能レベルを、迅速かつ高い精度で把握できる測定装置を開発しています。
new***** 2020年1月21日 17:59
>>937
➡東芝グループは
福島第一原子力発電所の「廃炉」と「汚染水対策」に取り組んでいる
➡使用済燃料を取り出す、3号機の燃料取扱設備(Fuel Removal System)
3号機使用済燃料プール内の使用済燃料の取り出しを行う設備を開発しました。
本設備は燃料取扱機とクレーンおよび付帯設備で構成されており、
使用済燃料を構内用輸送容器に収納した後、地上まで輸送することができます。
➡汚染物質を効率良く除去する、ドライアイスブラスト除染装置*2
原子炉建屋1階の高所エリアを除染するロボットを開発し
2016年1月から除染作業を開始しました。
低所エリア用の装置も開発しました。この技術は、汚染エリアにドライアイスを噴射してそのまま吸引することで二次廃棄物が発生することなく除染が可能です。
格納容器内外の状況把握
➡水中を遊泳できる、3号機原子炉格納容器内部調査ロボット*2
従来型で培った技術をベースにして、小型化・軽量化を行いました。
直径約14cmの貫通孔から進入し、
冷却水が溜まっている原子炉格納容器内の下部を
2017年7月に確認しました。
➡形状を変化できる、2号機原子炉格納容器内部調査ロボット*2
ロボット後方を反りあがらせて、周辺をLEDライトで照らしながら撮影し、
走行中に倒れた場合でも、自力で復帰が可能です。
直径約11cmの貫通孔から進入し、
原子炉格納容器下方への落下物や損傷の有無、状態などを
2017年1月に確認しました。
➡パンチルト機能を備えた、2号機原子炉格納容器内部調査カメラ*2
ガイドパイプと約5mに伸長する伸縮式パイプの先端にぶら下がり、
周辺をLEDライトで照らしながら遠隔操作により垂直方向120度、
水平方向360度の撮影が可能です。
2018年1月に、原子炉格納容器下部にて
初めて燃料デブリの可能性の高い堆積物の撮影に成功しました。
➡フィンガ機構を持った 2号機原子炉格納容器内部堆積物調査装置
2018年1月の調査で使用した内部調査装置の先端ユニットを改造し、
堆積物に接触し状態を調査するためのフィンガ機構を新たに追加しました。
2019年2月に初めて、原子炉格納容器下部の堆積物への接触に成功しました。