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DMG森精機(株)【6141】の掲示板 〜2015/04/27

>>20738

◆2013/05/20 日経産業新聞 15ペ

中国市場で販売攻勢をかける。森精機製作所は資本・業務提携先の独ギルデマイスターと販売を統合し、生産の自動化システムを積極提案する。足元の中国需要は振るわないが、今後、現地の人件費高騰などを背景に日本勢が得意とする中級機以上の需要が高まると見て、市場開拓を急ぐ。

4月下旬、中国・北京で開かれた世界四大工作機械見本市「中国国際工作機械展覧会」。森精機はギルデとの同国での販売統合について発表する記者会見で、工作機械とロボットが架空の生産ライン上で一糸乱れず作業するイメージ映像を披露した。森雅彦社長は「非常に重要な映像」と強調した。工作機械とロボットを組み合わせ、粗加工から仕上げ加工まで複数の工程をこなす生産の自動化システムも展示。中国の見本市で大々的にPRするのは同社としても初の試みだ。

中国は工作機械や関連製品の市場規模が2兆円を上回っており、今や世界最大の市場だ。現地企業では中国製の低級機がいまだに幅を利かせているが、今後、生産性を高めるために自動化のニーズが高まることが予想される。同社の試算によると工作機械2台を使った自動化システムは、従来方式で6台を使って同じ仕事をする場合に比べて人件費を7割削減できる場合もあるという。

森精機は中国でのギルデとの販売統合で現地の販売網を広げる。現状、両社合計の同国の販売・サポート拠点は12カ所、生産部門を含めた人員は約1000人。これを2020年までに20カ所、1500人に増やす。販売網拡充で顧客ニーズをきめ細やかに取り込み、自動化システムの提案を積極化する戦略だ。

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  • >>20752

    ◆2013/08/19 日経産業新聞 9ページ

    【名古屋】森精機製作所は、資本・業務提携関係にある欧州工作機械最大手の独ギルデマイスターが開発した製品の国内生産について、年末に主力の伊賀事業所(三重県伊賀市)で月5台規模で始める方針を明らかにした。生産する製品はこれまで輸入してきたが、国内生産に本格着手して納期を半分の約4カ月に抑え、顧客を開拓する。

    生産するのは、5軸制御で複雑な形状を効率良く加工できるマシニングセンター(MC)の「DMU50」。現在の販売価格は森精機が開発した同等の機種に比べて約3割低い2000万円程度。国内で生産することで納期を短縮できるほか、輸送費なども下がるため、コスト競争力を高められるとしている。

    森精機はギルデの技術者から指導を受け、伊賀事業所で7月に試作機5台を組み立て、本格生産に向けた体制構築に取り組んできた。業務・資本提携に基づく生産補完の一環で、伊賀事業所のほか、ドイツにあるギルデの工場でも引き続きDMU50を生産する。伊賀事業所での生産台数は当初の月5台から、状況に応じて順次増やす計画。

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