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ゼニス羽田ホールディングス(株)【5289】の掲示板 2017/03/30〜2017/06/19

>>991

落石防護柵などの防災製品も好調だから応用可能では、また以下についても引き合いも有るかも

高速道中央に金属製ロープ柵 片側1車線区間、事故相次ぎ

日本経済新聞
2017/1/5 1:00 [有料会員限定]

 対面通行する高速道路の片側1車線区間で対向車線に進入して起きる事故を防ぐため、国土交通省は金属製のワイヤロープでできた柵の設置を進める方針だ。こうした区間の多くは樹脂製ポールで車線と区切るケースが多く、はみ出して衝突する事故が相次いでいた。今春に全国の高速道12路線の計約100キロでロープ柵を設置。効果などを検証して各地に広げる。

 設置を進めるワイヤロープ柵は、車両の衝突時にたわむように設計されている。衝撃吸収の度合いが高く車両を押しとどめるため、対向車線に飛び出す恐れが低くなるという。

 事故などの緊急時にはロープを一定間隔で置かれた支柱から取り外し、開口部を設けることができる。救急車などが行き来しやすくなる。

 国交省は今春から、北海道から九州までの全国の高速道12路線の計約100キロにロープ柵の設置を始める。設置後に事故の防止効果を確認するほか、維持管理する上での課題を検証する。

 2012年11月に試験的に設置された新潟県と北海道の高速道の約2キロの区間では、これまでロープ柵への衝突事故が3件あった。対向車線へのはみ出しはなく、死傷者も出ていないという。

 片側1車線区間では、樹脂製のポールをセンターラインに設置して区切ることが多い。このため対向車線にはみ出す事故が相次いでおり、15年には334件起きた。うち12件で死者が出ている。追突などを含む死亡事故の発生確率は4車線の高速道の約2倍と、安全面での課題が指摘されていた。

 国交省によると、全国の高速道の約3割にあたる2538キロの区間が暫定的に片側1車線のまま。中央分離帯などを設ける4車線化が計画されているが、山間部を通るルートが多く、工事には時間やコストがかかる。

 同省高速道路課は「国際的にみても、高速道で片側1車線が多いのは珍しい。ロープ柵の効果を検証し、全国の高速道路会社などに導入を促していきたい」としている。