富士フイルムホールディングス(株)【4901】の掲示板 2020/08/18〜2020/08/22

富士フイルムホールディングスは、米国のバイオテクノロジー企業Novavax社のコロナウイルスワクチン候補の主要成分を英国で生産する受注を獲得したと発表した。
富士フイルムの子会社である富士フイルム・ディオシンス・バイオテクノロジーズが、2021年初頭から抗原成分を製造する。 これにより、英国政府からの6000万回分の注文を満たすことになります。
ビリンガムの工場は年間1億8,000万回分の生産能力を持っている。 この規模は、英国外へのワクチン候補のさらなる供給への扉を開くことになる。Novavax社は、ナノ粒子技術を用いた次世代ワクチンの開発を目指している。 COVID-19ワクチン候補は、米国政府の「ワープ・スピード作戦」から16億ドルの資金援助を受けており、民間企業の支援も受けています。
このワクチン候補は、今秋、米国と英国で第3相臨床試験を実施する予定です。 ノヴァヴァックスは日本のAGCとアジュバントの製造を委託しています。富士フイルム・ディオシントはこのほど、米国ノースカロライナ州において、ノバックス社のワクチン候補品の原薬原体を生産することで合意したと発表した。 また、米国のトニックス・ファーマシューティカルズ・ホールディング社が開発中の改変ウイルスワクチンのテキサス州での生産サービスを提供することにも合意した。また、富士フイルム・ディオシント社は、テキサス州での生産能力を確保・拡大するために、米国政府から2億6500万ドルの資金援助を受けた。