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繊維筋痛症の治療薬としてのイブジラスト

現在、日本の大手をはじめとする製薬企業は、業績を大きく伸ばすためには海外事業の強化が必要と考えて
おり、田辺三菱のように「国際創薬企業」を目指すと表明する企業もあるぐらいで、いずれも海外事業の強化、
そのために必要な新薬研究開発の強化を打ち出しているようです。
そういった中、待望されている新薬の一つとして繊維筋痛症の治療薬があります。
イブジラストが日本で特神経因性疼痛治療薬として許承認の発表がありましたが、その中に繊維筋痛症も
含まれています。

薬事日報より
『国際競争の土俵に乗ろうと、大型合併の先陣を切ったアステラス、第一三共、大日本住友、田辺三菱など、
業界再編が起きているわけだが、忘れてはならないのは新薬の創出だ。それも世界が待望する新薬である。
各社が十分認識している通り、十分な治療法がない「未充足治療領域」は、癌やリウマチなど、まだ数多く
ある。最近では自殺報道で知られた繊維筋痛症もその一つ。患者の切実な願いに応えたい。 しかし、これまで
製薬企業が選択してきた自己完結型の研究開発体制では、限界があることは知られている通りだ。今こそ
産学官の連携、特に産学のより強固な連携を築くことが必要だ。その点が日本は弱いと、国内外企業の
トップや研究者から指摘されている。』
http://www.yakuji.co.jp/entry2318.html

神経因性疼痛治療を適応とする特許(日本)承認のお知らせ
『本特許の対象となる神経因性疼痛には、ヘルペス感染(ヘルペス後神経痛)、脊髄損傷、脳卒中、癌に対する
化学療法などの後の疼痛に加えて、繊維筋肉痛症や複合性局所疼痛症候群などを含んでいます。
本特許は、すでに米国及びカナダで保有するイブジラストによる慢性神経因性疼痛治療に対する特許を、日本において補完するものとなります。』
http://www.medicinova.jp/pdf/irnews/ibudilastpatent.pdf