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メディシノバ【4875】の掲示板 2022/07/21〜2022/08/06

近いと想定する理由は、以下です。
1・ALSの治験期間を半年伸ばしていること。
これは、アメリカだけではなく、イギリスを中心とする欧州にも薬を提供するためとされています。
この件に関して、導出候補先とは、治験を優先することを了解している、とのコメントでした。
つまり、開発後の販売、当該治験における資金負担など、打ち合わせが完了しているということです。
2・現在、多発性硬化症で承認されている薬は一時進行型でロッシュ、
二次進行型(再発あり)でノバルティス、メルクに二つだけです。
同社が開発している二次進行型(再発無し)に対する薬はまだありません。
競合がいないということです。
この薬が適応する方が75%を占める巨大な市場です。
患者数はアメリカで40万人、欧州で同様に40万人の患者が存在します。

先行して承認されている薬はいずれもスイスの会社です。
ALSの対象は主としてイギリスだと想定されています。
イギリスの大手はグラクソ・スミスクライン、アストラゼネカですが、
この辺りとの交渉が進んでいるのではないかと推測いたします。
また、現在フェーズ2を完了し、データをロックして解析を進めているMN001ですが、
NASH、NAFLDに関する薬はありません。

大手がいずれも断念しており、同社への期待は高いようです。
しかし、大手が断念したのはFDAの基準が厳しいことです。
そのため、同社は単独ではNASHではなく、高中性脂肪症に絞ろうかとしていますが、これも導出の可能性があれば一気にNASH開発まで進む可能性があります。
この薬はやはり難病の肺線維症の薬にもなります。
順番はMN166が進み、MN001がそのあとになりますが、出口のイメージがいよいよ明確になってきました。
ネットなどでは様々な誹謗中傷があるようですが、年末までのあと数か月を待てない投資家は、チャンスをみすみす失うのではないかと考えています。

「九仭の功を一気に欠く」という格言があります。