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(株)カイオム・バイオサイエンス【4583】の掲示板 2021/10/13〜2021/11/27

夢が膨らむマイルストーン👍

カイオム
がん治療用ヒト化抗TROP-2モノクローナル抗体LIV-2008及びLIV2008bのライセンス契約を中国のHenlius社と締結したと発表している。中国と台湾、香港、マカオでの開発・製造及び販売権をサブライセンス権付きで許諾する。それ以外の国・地域ではオプション権を付与する。契約一時金約1億円のほか、マイルストーンとロイヤルティを受け取る。オプション権が行使される場合、総額で最大約127億円となる。2021年1月

カイオムが出資し共同研究契約している
イーベック
アステラス製薬と北海道大学発バイオベンチャーのイーベックは5日、完全ヒト抗体に関するライセンス契約を締結したと発表した。イーベックが完全ヒト抗体を国内製薬企業に導出するのは初めて。
 今回の契約により、アステラスは、前臨床段階の感染症治療用完全ヒト抗体の一つについて、全世界での独占的開発・製造・商業化権を取得する。また、イーベックに対し、契約一時金6億円を含め、感染症治療用完全ヒト抗体の開発マイルストン、上市後の売上マイルストンとして、最大で総額130億円の一時金を支払うことになった。さらに上市後は、売上高に応じたロイヤリティを支払う。
 イーベックは、2003年1月に、北海道大学遺伝病制御研究所の高田賢蔵教授が進めてきたEBウイルス研究の成果をもとに、札幌市に設立された大学発バイオベンチャー。EBウイルスの変換方法を用いることで、癌や感染症、炎症性疾患など、幅広い領域で純国産のヒトモノクローナル抗体の開発を進めている。
 08年には、独ベーリンガーインゲルハイムに治療用完全ヒト抗体の独占的開発・商業化権を初めて導出し、契約一時金と開発マイルストーンを合わせ、総額5500万ユーロ(約88億円)の大型契約の締結に成功している。その後、昨年には、アステラスと完全ヒト抗体の独占的評価契約を締結していたが、今回、アステラスと正式にライセンス契約を締結。一時金総額は最大で130億円と独ベーリンガーを上回る大型契約となった。イーベックの抗体技術に対し、アステラスが高い評価を与えた格好だ。
 一方、アステラスは、「移植・免疫疾患、感染症」領域を重点研究領域の一つに掲げており、バイオベンチャーとのオープンイノベーションによって、完全ヒト抗体の一つを導入することで、感染症領域の開発パイプラインを拡充させたい考えだ。2011年9月