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(株)カイオム・バイオサイエンス【4583】の掲示板 〜2015/04/28

コンパニオン診断オーダーメイド治療薬の開発企業であるノヴァセルテクノロジー(以下、ノヴァセル)は、日本の上場企業であるChiome Bioscience(TSE/4583、以下Chiome)と「抗体治療薬の開発のための共同研究およびバイオマーカーの開発」のための戦略的提携協定を日本の東京Chiome本社から5日に締結したと発表した。

日本の理化学研究所出身の研究チームが、2005年に設立されたChiomeは、さまざまなヒト化抗体を作製するための基盤技術であるADLib Systemの実用化を目指しており、現在の時価総額約5,740億円(54,811 M JPY、2014/03/05目安)規模で、東京証券取引所MOTHERS(マザーズ)市場に上場している代表的な抗体開発企業として、Chugai Pharmaceutical、Five Prime、日本のがんセンター、東京大学などとも提携を結んでいる。

ADLib Systemは、鶏由来のDT40歳ポから様々な抗体を生産する独自の技術であり、今回の協約は、ノヴァセルのシクリトム(Secretome)分析技術とChiomeのADLib®Systemの技術を組み合わせて、ノヴァセルからターゲットにしている特定の癌のカスタマイズされた治療薬の開発に関する協力関係を結ぶ位置として用意された。

ノヴァセルイ·テフン代表理事は「今回の協約は、抗体の開発と生産に技術力を持っている世界的なバイオ企業との協約を通じてカスタマイズ治療薬の開発に一歩進むことができる足場を用意することになった」と意味を伝えた。

彼はまた「ノヴァセルは、バイオマーカーを発掘してきた技術力をもとに、診断システムとカスタム抗体治療薬の商業化のために、両社間で協力していく」と強調した。