NANO MRNA(株)【4571】の掲示板 〜2015/04/28
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92859
>>92827
武田薬品の経営者に選択の余地は有るでしょうか。
ジョンソン&ジョンソングループの抜け駆け、又は
Nanomedicines Allianceメンバーのファイザー、
ロッシュ、イーライリリー等にベルケイドDDSの契約を
横取りされた場合、世界的に期待される画期的な
分子標的抗がん薬で全世界での売上高1,458億円の
ブロックバスターが他社の製品になると思われる。
その場、経営責任を問われるのではないでしょうか。
ファイザーはワイスを約680億ドルで買収する様な
会社で、研究開発には毎年9000億円近を投入している。
破格の条件を提示する可能性も有るのではないでしょうか。
その場合、日本企業であるだけで、安く提携出来ると
武田薬品の経営者が安易に考えていたら、・・・。
武田薬品以外の他の日本の製薬会社には、他のDDS製剤での
提携で対応出来るため、何処も海外のメガファーマに
ベルケイドDDS製剤をライセンスアウトしても文句は
言わないと思われる。(妄想)
ベルケイド®は、武田薬品工業株式会社の100%子会社である米国ミレニアム社が創製し、ジョンソン&ジョンソングループと共同開発している多発性骨髄腫治療薬で、細胞内のプロテアソームという酵素の働きを抑える新しいタイプの抗がん剤です。ベルケイド®は2003 年に米国で承認されて以来、既に世界90 カ国以上で承認されており、全世界での売上高は1,458億円(2010 年度、武田薬品工業/ジョンソン&ジョンソン)、国内でも売上高80 億円(2010年度、ヤンセンファーマ)と年々拡大している、世界的に期待される画期的な分子標的抗がん薬です。
http://pdf.irpocket.com/C4571/JA1b/t1vL/gMmy.pdf
ファイザー
2009年1月 - アメリカのワイス社を約680億ドルで買収することを発表、買収手続きを同年10月までに完了した。
研究開発には毎年9000億円近くが使われているが、ファイザー本体からの新薬は1998年のバイアグラ以来登場しておらず、2006年には超大型新薬になると期待されたトルセトラピブの臨床試験も失敗した。稼ぎ頭であるリピトールの特許切れ(2011年)を間近に控え、経営体制の見直しを余儀なくされているのが現状である。これにより、後述のように日本法人を含めて世界規模でのリストラが進められている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC
Nanomedicines Alliance Members
Cerulean Pharma Inc.
CytImmune Sciences
Eli Lilly
Liquidia Technologies
NanoCarrier Co. Ltd.
NanoViricides, Inc.
Pfizer
Roche
http://nanomedicines-alliance.org/members.html
Nanomedicines Alliance
Cerulean Pharma Inc.
CytImmune
Eli Lilly
NanoCarrier Co. Ltd.
NanoViricides, Inc.
Pfizer
Roche
http://nanomedicines-alliance.org/pdf/2012%20Nano%20flyer.pdf
den***** 2012年12月10日 20:42
>>92788
>米国血液学会年次総会における
多発性骨髄腫治療剤ベルケイドの臨床試験結果について
試験結果
 54週時点でのOSの中央値:VMPT-VT では中央値に未だ達せず、VMPでは 60.6ヶ月(ハザード比(HR) 0.70、p<0.01)。死亡リスクの30%減尐に相当。
 PFSの中央値:VMPT-VT 33.1ヶ月、VMP 24.8ヶ月(HR 0.61、p<0.0001)
 TTNTの中央値:VMPT-VT 46.6ヶ月、VMP 27.8ヶ月(HR 0.52、p<0.0001)
 VTの維持療法中のグレード3、4の有害事象:末梢神経障害(4%)、血液毒性(3%)、感染症(1%)、有害事象による投与中止(13%)。
http://www.takeda.co.jp/pdf/usr/default/press/1J-Release_54188_1.pdf
「VTの維持療法中のグレード3、4の有害事象:末梢神経障害(4%)、血液毒性(3%)、感染症(1%)、有害事象による投与中止(13%)。」
かなり副作用が多い様に思われますが、間違いでしょうか。
「ボルテゾミブに対する高分子ミセルの化学構造を工夫することにより、従来では困難であった、ボルテゾミブの持続的かつ自在な血中濃度の放出制御を可能」になれば、継続的に患部だけに高濃度の抗がん剤を供給出来るため、薬効も上げられ、副作用も少ないのではないでしょうか。
本発明は、ボルテゾミブに対する高分子ミセルの化学構造を工夫することにより、従来では困難であった、ボルテゾミブの持続的かつ自在な血中濃度の放出制御を可能にするものです。
但し、薬物の血液内消失速度が速いため、患者さんには、1週間に2回の注射治療が⼀般的で、頻回の通院を必要とし、末梢神経障害等の副作用が報告されています。
本発明によるボルテゾミブのミセル化新薬は、薬物の血中濃度をコントロールしながら⻑期にわたり持続させるため、上述の副作用を軽減し、投与や通院回数の減少を可能とする優れた製剤になることが期待されます。また、本ミセル化新薬の開発により、ボルテゾミブの治療域を広げることで、これまでの適応症である多発性骨髄腫以外の固形がんに対する治療薬となり得る可能性を持ち、広範囲で画期的ながん治療薬を提供できるものと期待されす。
http://pdf.irpocket.com/C4571/JA1b/t1vL/gMmy.pdf