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(株)免疫生物研究所【4570】の掲示板 2020/02/01〜2020/02/03

日経ビジネスより

ワクチンはいつできる?どうやって開発する?

 具体的な時期は不明である。ただし、上海復旦大学の研究者が率いるコンソーシアムがウイルスの遺伝情報を解析し、公的なデータベースで公開しているため、世界中の研究者が、診断技術やワクチンなどの研究開発に乗り出せる状況となっている。

 実際、米国立衛生研究所と米国のワクチンメーカーのノババックスは1月21日、それぞれワクチンの開発に着手していることを明らかにした。ノババックスはこれまでに別のコロナウイルス株が引き起こすMERS向けワクチンとSARS向けワクチンの研究を行っており、ワクチン開発の成功に近い立場にいるといえる。

 感染が急拡大する中で予防措置として重要なのが、いかに早く大量のワクチンを生産できるかだ。この観点で注目されるのが、田辺三菱製薬の子会社であるカナダのメディカゴが持つ技術だ。タバコと同属のニコチアナベンタミアナという植物を用いて、ワクチンとして使える遺伝子組み換えたんぱく質を製造するもの。この技術を使えば、5~6週間で臨床での使用が可能なワクチンを製造できるという。

参考記事:武漢の新型コロナウイルス肺炎 ワクチンはいつできる?