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第一三共(株)【4568】の掲示板 2016/04/06〜2016/09/28

本日開催の大和IR個人投資家向け説明会の感想
中山社長が登壇して関西弁がやや残る標準語で黙々と説明を行う。
一番強調していたのか売上の6割を占める日本に注力していきたいというところ。
個人的には世界最大マーケットである北米での販売拡大を強調するかと思っていたので
肩透かしを食らった感じであった。
またオルメサルタンのパテクリに関してはコストカットおよびエドキサバンの拡販等で乗り切れる(?)
という皮算用を出してきていた。
また今後の注力領域はガンであり、アストラゼネカからガン治療薬の開発責任者を引き抜いたので
そのうち画期的な薬剤が上市できる(?)かのような発言をしていたのも気がかりであった。

正直、今日の中山社長の説明を聞いて投資意欲が失せざるを得なかった。
なぜ今後3年連続で薬価改定がある日本市場に注力したいと思っているのか?
最大市場である北米で拡販するためにアステラスのような積極的海外M&Aを行っていかないのか?
エドキサバンの世界展開についても全く触れられず投資価値が薄れざるを得ないというのが感想だね。
ROEに関しても8%目標で満足するわけではないとのことだが時価総額1.8兆円企業の経営者として
素質を疑わざるを得ないというのが個人的な見解かな・・・

ただ以前も投稿したが大和IRで社長が登壇した企業は1か月後ぐらいにポジティブIRが出てくることが
多いので5/12の本決算発表までは様子見してみようと思います。