ネクセラファーマ(株)【4565】の掲示板 2016/02/22

>>1305

回答ありがとうございます。
受容体に作用する薬に関してはムスカリン性に限らず、
ダウンorアップレギュレーションの問題は不可避ではないかと思います。
素人イメージですけどM1作動薬は脳をブーストさせる覚せい剤的なイメージを持ってしまい
このような質問をしてしまいました。

もう一点、症状の進行でムスカリン性受容体が不活性になる原因が
アルツハイマー病によってなんらかのリガンドがムスカリン性受容体に
アロステリック調節的に結合しているとしたら？
健康な人には効果があるとしてもアルツハイマー病患者にはM1作動薬が効かない可能性があるのでは？
GPCRにはアロステリック調節のようなことがないというならそんな心配は不要ですが…

否定的な質問をしてしまいましたが最後に
認知症の記憶障害はムスカリン性受容体の阻害で起こることが実証されていますし、
M1作動薬が有望な治療薬になってほしいと思っています。