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ネクセラファーマ(株)【4565】の掲示板 〜2015/04/28

四季報
そーせいグループ、480億円で英社買収の勝算は?(下)抜粋

https://shikiho.jp/tk/news/articles/0/65940/1

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ーー通常、つなぎ融資のつなぐ先が決まらない段階で、
銀行が資金を出すことはないと聞きますが。

 それは、人の信用が大きかったと思います。社外取締役にはドゥーガン、ペインズという、世界的なメガファーマでの重役経験を持つ非常に信用の高い人材がいます。07年に収益がどん底だった時にも一緒に乗り越えてきた。金融機関に対して信用力のある人物もいます。この強力な応援団の影響は大きかったですが、私も財務担当の虎見(英俊CFO)も、最後の2週間はほとんど寝る暇もありませんでした。

 9月末の借入返済期限後も、できるかぎり公募増資などの株式希薄化を招く方法は取らず、長期借入への切り替えなどを検討しています。

ーー今後の収益計画は?

 短期的には研究開発費を相当使うことになると思います。これまで年間4億~5億円でしたが、ヘプタレス社を合わせると20億円近くなると考えています。ただ、いずれCOPDの米国販売が始まれば、利益も格段に上がってきます。また、ヘプタレス社はメガファーマとの共同研究を複数抱えており、共同研究が終わっても相手先の研究次第でマイルストーン収入が入るものもあります。
だからといって野放図に投資するのではなく、赤字にならない範囲でやります。
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のれん償却がありません。何かあった場合には大きな減損が生じるリスクはありますが、減損は一過性です。むしろ連続で営業赤字を計上することは、海外でM&Aをするときに大きなマイナスポイントになりデメリットが大きいのです。

ーー買収後の会見では、19年3月期には収益は3倍程度になると説明されていました。

  営業利益で60億円は可能だと思います。臨床1相程度になれば、新薬候補物質をライセンスアウトできます。できるだけ付加価値を高めてから出すよう考えています。また、ヘプタレス社の持つGPCR技術は応用範囲が広く、子会社のアクティバス社が持つナノ化技術やJITSUBO社のペプチド技術とも相性がいい。3年で一つか二つライセンスアウトできればいいと思っています。借金の返済もどこかでしなければなりません。この頃には株主還元を考える時期も来ます。